フランスで迎える最後の朝が来ました。結局最後まで時差に適応できなかった。夜中に目が覚めて、早朝まで二度寝する。
このサイクルを修正することができなかった。
荷物をまとめたりして、6時に朝食。
美味しいけど同じメニューはもう限界です。さすがに飽きましたな……
忘れ物チェックして、8時半チェックアウト。一週間お世話になりました。
本日はややシビアなスケジュールです。渋滞や事故トラブルが起きませんように祈るほかない。飛行機搭乗が最優先です。
朝から国家憲兵隊ジャンダルムリの車列に追い越される。
フランスで警察や憲兵を見ない日はありません。
ベルサイユ宮殿の見学予約は、12時半から。ベルサイユ宮殿行く前に、時間があるので一ヶ所見学したい。
ベルサイユの町を一度スルーして北上。
またも異常に天井の低いA86線のトンネルを通過。ディフェンダーやランクル、ハイエースでここ通ったら屋根ぶっ飛びます。
やってきたのは、メゾン・ラフィット城。
固有の駐車場がなく、ちかくの路上のパーキングに車を入れた。
(じつはこれが有料で……あとで分かることになります)
メゾン・ラフィット城は、劇場版「ベルサイユのばら」でオスカル一家の住むジャルジェ家邸宅として登場してきた建物です。
いわば聖地巡礼です。
本来ならNetflixのベルばらをチェックしながら見て回りたいところでしたが、海外にいると国内サービスを利用できない事が多い。ベルばらも見ることができなかった。
この建物は、17世紀なかばの建築。
ルネ・ド・ロンゲイユという貴族で司法官の建てた屋敷です。妻から相続した財産を注ぎ込んだとか。
あとでベルばらをチェックしながら比較したのですが、どうやら室内は「使用」されていないようです。
にた部分はあるものの、ベルばらの背景として使われてはいない。
それにしても豪華な、当時の生活を想像できる内装と調度品です。


内部はベルばらで使われていない、と書きましたが、外側は見覚えがある。
あの円形の池と噴水。たしかに出てきてます、ベルばらに。
この赤い壁紙の部屋は、この屋敷のご令嬢用の寝室です。
オスカルの部屋ににてますが、やっぱり違ってました。
外へ出てきて、庭園側の建物外観です。
この角度、この建物、ベルばらに何度も登場してくる。
ちなみに、原作漫画のベルばらは、建物の描写がほとんどありません。原作者の池田理代子先生は、当時現地取材をしていません。まあもっとも、当時の少女漫画って建物や背景を描き込むことはなくて、雰囲気程度のものでした。
TVアニメ版ベルばらは、同じく現地取材はできていません。が、写真を可能な限り利用している。オスカルの屋敷は架空のもので、モデルらしいモデルはありません。
明確に実在の建物を背景に使うのは、劇場版ベルばらが最初なのですが、なんと制作時にコロナ禍が発生し、やはり同様に現地取材できなかったのです。とはいえ、今はネットがありますからね、十分な資料を集めることは可能でした。この屋敷の室内を再現してないのはそのためかも知れない。
映画の画面からは気が付きませんでしたが、防御性ゼロかと思いきや、堀はあるんですな。
あの丸い池は、何度も登場してくる。あの池のふちにオスカルが腰を下ろしているシーンがあったな。
1時間ほどで見学を終えて車のところへ戻ってきたのですが……ワイパーになにか紙が挟んである。
Google翻訳で読んでみると、あれ!駐車違反だ!!
周りを見渡すと、なにか機械らしいものが立ってます。来たときはバンが止めてあって見えなかった。
うーん、違反してしまったな。だがすぐ反則金支払いってものじゃないんだろう。帰宅したら請求くるのかな。