さて、いきなり1日ひまになりました。
ベルサイユの正面で座ってても仕方がない。臨機応変で行こう。
すぐに計画を立て始めます。あいにく、火曜日は定休日のお城が多いのです。その中で営業しているお城を見つけた。そこへ行こう。
ベルサイユから南へ向かいます。美しいフランスの田園風景。もうこれだけでいいのですよ。あちこちに枯れたひまわり畑が広がり、真夏に来たらすごいだろう。ゴッホの絵みたいでしょうねえ。
ゴッホといえば、あちこちゴッホの絵に出てくるような樹木が生えていて、これって実在したんだと驚く。絵画的デフォルメじゃなかったのだ。
改めて本日の第一目的地、ブルトイユ城へ到着。
マイナーなお城だからか、駐車場も三台くらいしかいない。
受付のおばちゃんが感じがいい。早口のフランス語や英語じゃなくて、ゆっくり英語話してくれるのでコミュニケーションがとりやすい。
曰く、お城の中の見学は予約がいるので無理だが、外側なら大丈夫と。
「とてもいい」とか「雰囲気がいい」とかばっかり書いてる気がするんですが、だって実際そうなのです。
ここも本当に雰囲気がいい。
明るくて美しい。
この城は、各種イベントつまり撮影会や結婚披露宴、ナイトパーティーなど色々使えるらしい。コテージもあるし、合宿やキャンプも可能です。お金のある人は、ここでコスプレ撮影会とかいかが?
入れませんでしたが、建物内には蝋人形があったりして、変わった展示のようです。
庭園にも行ってみる。
花々が咲き誇り、本当にいいんです。もう語彙が尽きましたが、いいんですよ。
美しい花に囲まれたベンチに腰を下ろして次の行き先を検索したり、少々居眠りしたり。
そうしているうちに小学生の遠足みたいな集団が来ました。にぎやかで目が覚めた。ぼんじゅー、と挨拶します。
修道院や大聖堂に行ってみるか、と検索を続ける。
1時間半かかるが、フルーリー修道院というのが世界遺産です。行ってみるか、とルートを睨んでいたら、聞いたことある地名が目に入った。
オルレアンです。
確かオルレアンはジャンヌダルクが攻めて陥落させた都市だ。
博物館もあるし、銅像もある。
奥さんがジャンヌダルクと聞いて食いついてきた。修道院は時間次第で、まずはオルレアンに行こう。
ここで大事件?がおきました。
駐車場へ歩いているとギュイーン、という甲高いエンジン音が空から聞こえたので振り返ると、「どう見ても第二次世界大戦中の戦闘機」のシルエットがガーッと上空を通過したんです。
あれ???!
今の何???
後ろを高翼のセスナが追尾していた。
機首の太さ、主翼の形からP51やスピットファイアじゃない。あれはメッサーシュミットじゃないのか?
戻ってくるのを期待してしばらく空を見つめていましたが、来ない。
一瞬だったので確信はないです。しかし僕がDB605エンジンの音を聞き間違えるというのは...考えにくいんですよ。あまりに出来過ぎた話なので、自分でも信じていません。幻のようだった。幽霊でもみたかな。