今GSについているタイヤはミシュラン・アナキー3。見た感じでは溝もまだ十分あるし、使えるように見えるんですが、2年のバイク休眠期間前に装着したタイヤであり、7年前の製造です。ゴムが経年劣化し、もうだいぶグリップが低下しています。
もったいないのですが、交換することにしました。
次に選んだのもミシュラン・アナキーですが、今度はアナキーアドベンチャーという銘柄です。
アナキーってしょっちゅう名称とトレッドパターンが変わりますねえ。売れ筋タイヤではあるんでしょうが、方向性が定まらないのかなあ?
かなりオンロード寄りだったアナキー3に比べ、アドベンチャーはかなりオフロード寄りに見えるタイヤです。
アナキーはこの他によりオフロード寄りのワイルド、中型バイク用のストリートが用意されています。
まずリアタイヤから交換。
タイヤレバーを使った交換作業は、相当久しぶりでやり方を覚えてるか不安でしたが、まあなんとかなるもんです。
続いてフロントも交換。
実はフロントタイヤ、なかなかビードが上がってこず、かなり時間を食いました。
タイヤ面をポンポンと地面に落とすことをくりかえし、30分かかってやっとビードが上がった。不思議なことに、タイヤを横置きではなく縦にして置いてエアを入れたら、あっさりビードが上がったんです。こんなコツがあるとは知らんかった。
タイヤバランスをとって完成。
いやー疲れた疲れた、肉体労働だなあなんて思っていたら、実はこのあとに大変な事件が起きた。
前後のホイールを同時に外して作業していたのがまずかった。
なんと、リアホイールを取り付けようとしてグイグイ押した瞬間、センタースタンドが外れたのです!!
ゆっくりと、しかし耐えきれずガシャン、とバイクがお腹をついた。とっさにバイクを押さえたので、ひっくり返るのは防げた。
しかし手を離したらバイクはぶっ倒れてしまう!
バイクを支えつつ大声出して奥さん呼んで、ガレージジャッキを取ってきてもらった。重い、とか文句言いつつも引きずって持ってきてくれた。
小型のパンタジャッキでエンジンの下を支えてはあったんです。が、それが倒れて飛んでいた。このジャッキもマフラー下にあてて、やっとバイクが自立した。が、油断するとまた倒れそうになる。
あまりに修羅場で(物理的にバイクから)手を離せず、全く写真撮ってないですが……
片手でバイクを支えつつ、あっちにジャッキを差し込んでちょい持ち上げ、二台目のジャッキをこっちに差し込んでまた持ち上げ、を繰り返し、ある程度リアが持ち上がったところでリアホイールを仮止め。
そしてフロント側をまた同じように少しずつ持ち上げ、やっとセンタースタンドをかけることができた。ジャッキが2台なければ一人では元へ戻せなかったでしょう。
長いGSとの付き合いですが、前後のホイールを同時に外したのは実は初めてだった。まずい手順だった。これだけ長く整備していても、まだ失敗と油断がある。
このバイク、ペタンと地面にくっついてしまうともう人力では何も動かせないのですよ。あまりに重たい。ボクサーツインの思わぬ効用で、シリンダー下にジャッキスタンド当てて支える、なんてことができたのがよかった。スリムなバイクだったらジャッキ当てるポイントがなくて往生していたかも。
いやーこのあと残った作業、ブレーキフルード交換やギアオイル交換もやろうと思っていたんですがね、激しく疲労した……全身が痛い……
翌日から数日間、腰と腕の筋肉痛に苦しみました。
しかも、作業中気が付かなかったんですが、左肘の筋と腰、左の足首を痛めてしまい、翌日から全身6枚の湿布を貼った状態で生活。特に左手で重いもの持てないという……年は取りなくないものだ。
満タンのGSは300kg近いですからね……果たして倒れたバイクを一人で引き起こせる体力が残っているのだろか。