洪水被害にあったばかりの佐野市街に来ています。
おやつ用、と思っていもフライを買いに行ったのですが……臨時休業です。
もう一軒あるお店も浸水被害で休業。残念。
大きな駐車場には自衛隊テント。どうやら臨時のお風呂のようです。
狭い路地にはいりこむとこのありさま。
ようやく路面から泥を取り除いたようです。水に浸かった家財も山になっていました。
長靴を履いた陸自隊員や、他県の職員、ボランティアなども歩き回っていた。
といっても、浸水地域はごく一部なんですね。
町中こういう状態ではないのです。通行止めもほぼ発生していない。ラーメン屋も空いてるし、今がチャンスです。
佐野をあとにし、北上します。
この日は南関東はすこし雨が降り、北に行くほど天気が良くなってきました。
矢板から県道へはいり、山の中へ。
小さなダムのそばに、湧水があります。井出水神社の湧水です。
台風の直後ですが、冷たく清らかな水が湧き出しています。ここでポリタンクに水をくんでおく。
台風の被害はあちこちに見られる。
路肩の土砂崩れ、法面の崩落……この旅を通じて10ヶ所以上見た。
ここは土砂が路面に流れ出していますが、どうにか通行止めにはなっていない。
標高が上がるにつれ、木々が色づいてきた。
平地はまだ全くですが、1000mを超えると色づきはじめです。
数台とめられる駐車場に車を置き、山道を歩いて下っていくと、滝がありました。
おしらじの滝です。
台風の後にもかかわらず、清らかな水が流れ落ちる。滝壺は青く透明です。
とてもいい滝だ。
しかし滝まで下る道がかなり悪いんですよ。
大雨のせいで相当ぬかるんでおり、靴がドロドロです。
山を下っていき、国道400号へ。
そして121号線に入り、会津へ北上していきます。
途中の道の駅たじまで休憩。
どういうわけかこれまで一軒も道の駅に遭遇せず、これがこの旅初めての道の駅でした。ここで好物のゆべしを買う。
だんだん日が傾いてきました。
台風の大雨で稲の被害が心配でしたが、栃木・福島と田んぼがやられている場所はごく一部だった。
弥五島温泉 郷の湯で温泉に入りました。
この国道121号線沿いにあり、かねがね気になっていた温泉です。値段が360円と安く、施設も新しく、とても良い。
ただ、シャンプー石鹸はおいてませんので要注意です。
猪苗代湖付近で完全に日が暮れました。
僕は秋の旅行が大好きなんですが、唯一の欠点が日没の早さです。
4時には薄暗くなり、5時には真っ暗。景色を見られる時間がどうしても短くなってしまう。
裏磐梯を経て、安達太良山中腹の駐車場についたのが19時過ぎ。
いささか早いのですが、8時前に寝てしまいました。