関東ではすでに暑い夏が始まっていますが、7月下旬の時点では関東は梅雨の長雨が続いていました。
ドライブも登山もまる二ヶ月まったくなし。車もバイクもほとんどさわらず、エンジンかけることすら稀です。
またも週末雨の予報です。
まあ、車なら屋根があるし、濡れることもあるまい……たまには走ってやらないと車の調子も心配だし。
ってことで、家族でのお出かけです。
しとしとと梅雨らしい雨が降る中、西湘バイパスを走り抜ける。
箱根の山を越えます。
このドライブを通じて、標高が高いところほど雨が強い傾向がありました。
籠坂峠を越え、一回目の休憩を道の駅富士吉田でとります。
ここにくるたび、美味しい湧き水をくんでいくことにしている。
いつでもここの水はすごく冷たく、おいしい。
水のまま飲んでもよし、お茶をいれてもよしです。
御坂峠を越え、笛吹市の富士見農産物直売所にやってきました。
おめあては、桃。
去年の今頃は、安くて美味しい桃が直売所で売っていた。今回は下調べしてここを見つけ、わざわざやってきたのです。
しかし!!!
見てくださいなこの値段。高すぎるわ!!
こんな高級桃、一度も食ったことないよ。こりゃ贈答用だな。
自家消費用のやすいのが欲しかったんですが、あきらめて直売所をあとにする。
桃は別の場所で探そう。
雨なので屋内で楽しむ。山梨県立考古博物館へ到着。
この頃、雨はすっかり本降りに。
この博物館のいいところは、土器も石器もレプリカでない本物を展示していることですね。
欲を言えば、ただ遺物を並べてある感があるので、映像などがほしいところかな。
ゆっくり見て回っても、1時間位で見終わる。
考古学系の博物館は、子供には退屈な場所かなあ。ぐずりだしたぞ……腹減ったか?
そういえばお昼時だ。
何を食べるか、博物館のロビーで検討。
あまりこってり系のものは食いたくないな……蒸し暑さのせいでしょうか。
そこで、僕が最近注目している「街の定食屋」ぽいところへ行くことにした。
AS食堂という、ちょっと変わった名前の店です。
僕はカツ丼を注文。奥さんは焼肉定食を子供とシェア。
どっちも予想外に大盛りです!
家庭的な、甘いカツ丼。しつこくなく、飽きない味。表現として良いかわかりませんが、プロっぽくないのがいい、といえば伝わるかな。
工場や作業所の集まる場所に立っている店だけあって、客層は作業服姿のおじさんばかり。狙い通りの味ですね。
雨は止む様子もない。
なぜ、人間は雨のときに消極的になるんでしょうね。行きたいところはあるんですが、「まあ雨だしな、行かなくていいか」という気になる。雨は活力や思考力を低下させるんです。
まだ昼過ぎなんですが、帰宅することにしました。途中、道の駅とよとみに立ち寄り、そこでようやくリーズナブルな桃を見つけられた。4つで550円ならいいでしょう。2パック買っておく。
すもも、あと最近長雨のせいで高騰しているきゅうりやトマトなどの夏野菜も買っておきました。
帰りは精進湖へ出るルートをとろう。
山中湖まで戻ってきた。
この日、あちこちに立っていた看板に五輪のテストレースとしての自転車ロードレースが明日開催、交通規制とかいてあった。道志から山中湖一周、三国峠を越え、富士スピードウェイがゴールらしい。
ロードレースか……興味あるな。明日、雨が降らなかったら見に行こうかな。
と、いうわけで実際見に行ってきたのは先の記事どおりです。
この日最後の休憩は、道の駅すばしり。ここでアイスクリームを食べます。この道の駅での恒例行事です。
雨が降っているのに、富士山がよく見えます。雨雲が4000以上の高度にあるということなんでしょう。
ほぼ雪が消えた富士山、黒々とそびえる巨大な山。雪のない夏の富士山は、美しさより不気味な感じがまさるというと言いすぎかな。
今年は例年にない長梅雨でしたが、梅雨明けと同時に猛暑。
暑けりゃ暑いで元気がなくなるけど、雨は雨でやる気が下がる。贅沢ですねー。