大晦日更新のこの記事で、今年は終わりになります。
来年も当ブログをよろしくおねがいします。
去年の今頃、中古のアドベンチャー用タンクをDIYで塗装しました。
完成したときは仕上がりに満足していたんですが、日光の下で見るとあらが見えてきた。
ドアップにすると、こんなふうに塗装表面に凹凸がある。
まあ、気にしなければいい程度のものなんですが、タンクはバイクの顔ですからねえ。
スキなく仕上げたい。
調べるとつやありブラックはきれいに仕上げるのが非常に難しいらしいのですよ。
ベースのブラックはいいと思うんです。クリアー層の仕上がりが不満。
なのでクリアーを上塗りします。
まずパーツクリーナーで全体を脱脂します。
それからタンクキャップとエンブレムにマスキング。
クリアーは以前と同じイサムのエアーウレタンを使用します。
薄く、何度も塗り重ねる。
一回薄く吹いたら20分くらい乾燥させる。そしてまた塗る。
一缶吹いて、一週間乾燥させました。
仕上げに入ります。
やっぱり、どんなに注意していてもタレやムラ、ゴミがありますね。耐水ペーパーでこれらを削り落とさないとならない。
この磨きの工程でいちばん大切なのが、実はこのペーパーがけ。
のちのコンパウンド磨きよりも、このペーパーがけのほうが時間がかかるし、仕上がりに差が出ます。
ウレタン塗装は塗膜が硬いのでなかなか時間がかかる。
まず800番のペーパーから始めた。
削ってみるとわかるとおり、塗装表面が凹凸になり、いわゆる梨地になっています。
これを完全に削り落とす必要がある。
あまり細かい番手のペーパーで始めるといつまでたってもこの凹凸が消えませんので、僕は800番からです。
800番で、凹凸が消えるまで水研ぎする。磨き終わりの判断の仕方としては、白い磨きカスを水で拭き取った状態で、ツヤの残ったポツポツが消えて全面白くツヤが消えるまでです。磨きすぎて下地が出てきたら大変です。
凹凸が消えたら、1000番、1200番、1500番、2000番、3000番とペーパーの番手を細かくしていく。磨きを進めると、これくらいまでになる。
ここまで来たら、コンパウンド磨きです。
実はこの作業のため、というわけじゃありませんが、ちょっと前にストレートのセールで電動ポリッシャーが安くなっていたんですよ。
磨き作業はそんなに頻繁にあるわけじゃありませんが、使ってみたくなってゲット。
この手の道具ははじめてなので、慎重に使い方を検索しました。
ダブルアクションのポリッシャーなんですが、最初「ダブルアクション」の意味がわからなかった。拳銃のダブルアクションとは違うのか?スイッチが二段階で動くのか?
が、実際動かしてみてわかったのが、シングルアクションはディスクがただ単に回転するだけなのに対し、ダブルアクションってディスク軸が回るに加えて、回転軸そのものが円弧を描いて動くんですよ。
作業にあたっては、別売りのウレタンバフ(スポンジバフ)を使用しました。
そしてコツとしては、コンパウンドをつけすぎないこと。最初の回転でコンパウンドが遠心力で飛散してしまい、掃除が大変だった。
バフまたはタンクにコンパウンドを塗り、ポリッシャーをタンクに押し付けてからスイッチを入れる。でないとコンパウンドが飛び散ります。
力はいらない。押し付けず、乗せてるだけですね。
あまり一ヶ所を磨き続けると熱を持ってしまうので良くない。全体にまんべんなく。
コンパウンド分が切れて白い部分がなくなり始めたら、コンパウンドを補充。
コンパウンドは3Mのものとソフト99のものを取り混ぜて使用。極細目、最後に超微粒子を順に使用しました。
ポリッシャーは慣れてくれば、実に楽に研磨できる。そして早い。
ただ、バイクのタンクを磨くにはでかすぎた。これは車用ですな。
しかし、作業はこれで終わりではなかったのです……来年へつづく。