BMW320dのコーディングに挑戦 実施編

さていよいよ実際のコーディング作業を開始します。

実際の作業手順はこちらのサイトがとても詳しく、そちらをプリントアウトして進めさせていただいた。
作業の順番は厳密であり、アレンジしてはなりません。順番を入れ替えたり、飛ばしたりは厳禁です。

また、参考サイトは一部手順を省略していたり、アプリケーションのアップデートによって若干変わった部分もあります。
そこは臨機応変に、慎重に。適当に進めるとどうなるかわかりません。わからなくなったらとりあえず中止にしたほうがいい。





特に気をつける点は、
1 ノートパソコンのWi-Fiをオフにしておく。
2 ノートパソコンの不要なアプリケーション(特にネットへ接続を試みるようなもの=dropbox onedrive icloudなど)を切る。
3 十分に充電しておく。
4 車に乗り込む前にE-sysを起動しておくこと。

そして実際に車に乗り込んでからの注意点なんですが、
5 エンジンをかけないこと。具体的には、ブレーキを踏まずにスタートボタン一回押しして電源オン。
6 実際のコーディング作業中、E-sys右側のCode Default Valuesボタンはクリックしては絶対ダメ。データが破損し、動かなくなります!



そしてBMWの特徴というか正直いらない機能なんですが、ブレーキを踏まずにスタートボタンを押して電源オンにすると、15分位で勝手に電源オフになってしまうこと。(ここらへんの条件がかなりややこしいので、取説参照)
データ書き込み中にオフになったら悲惨です。biosアップデート中で電源OFFになったパソコンを思い出してほしい。
つまり、壊れるってことです。

パソコンと車との通信は、時間がかかります。
くるくるマークが出ている時間が長いので、その点も計算に入れないとならない。

だから作業は迅速に。
十分に下調べ、シミュレーション、準備をしてから車に乗り込むこと。
作業時間はたった15分以下です。あっという間です。





実際の作業は、キャプチャ画像などは撮れていません。
だって、大急ぎですから……

今回の変更は、何はともあれ、ナビのスピードロック解除です。
HU_NBT→SPEEDLOCK_X_KMH_MIN デフォルト値:Werte=08 設定値:Werte=FF
HU_NBT→SPEEDLOCK_X_KMH_MAX デフォルト値:Werte=0A 設定値:Werte=FF
この2つの項目を上書きしました。

この項目変更だけで時間ギリギリ。
車の電源が切れてしまう寸前でした。危ない危ない。

なので、複数項目いじりたいとしても、いっぺんにやろうと思わないほうがいいでしょうね。
トラブルが起きた場合、原因がわからなくなりますしね。



すぐに試走します。
走行中にナビをいじれるか、テストしました。

やった!!!
作業成功です!!!

いやー緊張した。心臓が口から出てきそうでしたよ。
うまくいってよかったあ。

あといくつか、試したい項目があるので、それも変更しましょう……


Commented by Kachi at 2018-09-17 18:28 x
いやあ、そんなに時間との戦いだとは思いませんでした。
作業お疲れ様でした、そして成功おめでとうございます。
こりゃ私は怖くて手が出ませんねぇ。
でも、まだ他にやるとは、お気をつけくださいね(^^;

Kachi//
Commented by punto1150 at 2018-09-17 23:00
> Kachiさん
タイムリミットがあると思うと焦りましたねえ。心臓バクバクでした。
結果、ナビのスピードリミッター解除には成功したのですが……このあと続きがありましてね。
それはまた記事にしてアップします。
正直、誰にでも勧められる作業じゃないのは確かですよ。
by punto1150 | 2018-09-17 17:54 | クルマ | Comments(2)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


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