昨年12月に購入した時点では、320dの走行距離は 14000km弱でした。
それから5ヶ月、九州から帰ってきた時点で20500kmとなった。
6000km走行した。オイル交換してやろう。
タイヤまわりをのぞけば、この車初のDIYメンテナンスです。
少々緊張したとはいえ、ベントレー社のマニュアルがあるので大丈夫だ。
まず車を持ち上げる。
BMWは独特の樹脂製マウントが4ヶ所にあって、そこがジャッキアップポイントになっています。
これがけっこう、難物なんですよ、118iに乗っていたときにもこのマウントが邪魔くさかった。
直接ジャッキを当てると、樹脂製なので潰れるか割れちゃう。なにか、アダプター的なものを噛ませて持ち上げるんだと思う。
で、専用アダプターなんて持ってないので、木材を切ってアダプターとしました。
これで十分です。
エンジンフードを開けて、エンジンカバーを外します。
VWゴルフと違い、ただのカバーなので軽く上に持ち上げるだけで外せた。
矢印のところにあるのがスティック型のオイルレベルゲージ。
丸で囲ったところにオイルフィルター。
非常に整備性がいい。
これは訳がありまして、前のタイプの3シリーズと1シリーズ、ここらへんの整備性が良くなかったんですよ。
とくに、旧型にはスティック型のオイルレベルゲージが無く、これが非常に評判悪かった。だって、オイル量を確認する方法がエンジンをかけて車内のメーターパネルで見るしかなかったのです。(現行3シリーズもこの方法でレベルをチェックできます)
かつてはオイルを注ぎながら、ちょいちょい量を確認する、って方法が使えなかった。
この普通のレベルゲージ復活はとてもありがたいですな。何事も普通が一番です。
オイルフィルターの配置も上部にあり、オイル周りの整備性はゴルフよりもずっといいですね。
車体の下側は、ほとんどくまなく樹脂製アンダーカバーで覆われています。エンジンもトランスミッションも全く見えない。
オイルドレンボルトは四角い穴がアンダーカバーにあいていて、その点検口カバーを開けると顔を出す。マイナスドライバーでひっかかりを回し、こじるようにして開きます。
オイルパンはアルミ製。
比較的小さなドレンボルトです。サイズは17mm。
オイルフィルターは27mmのソケットではずす。
フィルターハウジングの上に二本のワイヤーハーネスがあり、じゃまなのでずらします。
外れてきたオイルフィルターです。
真っ黒。ガソリンエンジン車ではまず見ないほどの真っ黒です。
下へ抜けてくるエンジンオイルも墨のように真っ黒。
たしかに、ガソリンエンジン車とはオイルの汚れ方が違う。
ディーゼルエンジンはススの発生量が段違いに多く、それがオイルに混じってくるのでここまで黒くなるのです。しかも、ドロっと粘っこい。
この激しいオイル汚れはディーゼルエンジンの宿命なので、これが気になる人はびっくりするでしょうねえ。まあ、私もびっくりしましたが。
でも、こういうもんだ、という割り切りが必要。
むしろ、ここまでオイルが汚れても、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも耐久性が高く、寿命が長いと言われています。
真っ黒オイルは気分的には良くないですが。
ボッシュ製のオイルフィルターを用意しました。
フィルターハウジングのOリングと、オイルドレンボルトのワッシャも同梱されています。
オイルが抜けきるのをしばらく待っていたら、びっくり。
オイルが廃油箱からあふれてる!
この廃油処理箱は4.5L容量なんですが、実際は5Lくらいは入るんですよ。でも、廃油が5Lを上回った。
このこぼれたオイルの拭き取りにえらい手間がかかりましたよ。
キッチンペーパーロール半分くらい使ってしまった。
オイルフィルターエレメントはちょっと独特の形状をしており、差し込みには注意が必要です。
フィルターの出っ張りをベース側の穴に合わせなくてはならない。
ハウジングの締め付けトルクは25Nm。
オイルドレンボルトも25Nmです。かなり軽めのトルクです。
オイルパンがアルミなので、締めすぎは厳禁。
5w-40のいつもの合成油を注ぎます。
4L まではザーッと入れてしまい、あとはレベルゲージを抜き差ししながら様子を見つつ。
このディーゼルエンジンのオイル全容量は5.2Lなんですが(ガソリンエンジン車とは容量が違う)、何L抜けたかわからないので様子を見ながら入れていく。
入れすぎ厳禁ですので、慎重に。
一回エンジンをかけます。
2,3分エンジンを回し、止めてからオイルレベルを再チェック。
たいてい減ってますので、オイルを規定量まで補充して出来上がりです。
で、その直後にホームセンターまで買い物に行ったんですがね、エンジンの回り方がえらい軽くってびっくりですわ。
ガソリンエンジン車でもオイル交換直後は軽いな、と感じるものなんですが、ディーゼルエンジンはまるっきりレスポンスが変わるんで驚きます。あまりにもドン、と加速するもので、ビビりました。
僕はディーゼルエンジンなら1万キロごとのオイル交換でいいだろうと思っていたんですけど、今回のこのオイルの汚れっぷり、交換後のエンジンの軽さ、両方考えてみると、やっぱり5000kmごと交換で行こうかなと気が変わってきました。
5月28日追記
本文中にかき忘れましたが、僕の車は納車時に正規ディーラーで整備を受けています。
その時、「オイルサービス」を受けた、という記録があり、車体のメモリーにもその記載が残っています。ディスプレイの設定画面から確認しています。
このオイルサービスというのがなにか不明でして、オイルレベルのチェックを受けたことなのか、オイルの補充をされたのか、はたまたオイル交換をしたのか? わからんのですよ。
メーカー指定の交換サイクルが4万8千kmもあるので、それに従っていたとしたらオイル交換はされていないはず。
だから、今回のオイル交換作業は、オドメーターの指すとおり2万キロでやったことになるのか、納車時から数えて6000kmでやったことになるのか不明なんです。
排出されたオイルは墨のように真っ黒で、粘性もかなり上がっていました。
なんとなくですが、納車時にオイルは交換されていないのじゃないか?と推定しています。
だから交換後にエンジンレスポンスがドンと向上したのかなあ?