東北北陸雪道ドライブツーリング その3

この数年毎年行っていた、初詣登山は今年は無理。
家族が家にいると、正月から山登りは駄目ですなあ。近所の神社で初詣を済ませました。

さて、吹雪の山中でスタック事件、それを乗り越えて道の駅かにこあにで車中泊。
真冬の車中泊というといかにも寒そうですが、装備さえ整っていればなんてことはない。
最初冬用寝袋に加え、買ったばかりの3シーズン用ダウン寝袋を重ねてみたのですが、暑すぎてねられんw
結局寝袋は一枚で十分でした。

朝4時起床。
外気温マイナス6度。
暖機しながら外の雪落としをする。さほど雪は降らなかったようだ。
または風で雪が飛ばされたか。

この雪落とし、氷落としという作業は、この3日間十数回やりました。止まるたびに毎回。

視界の確保も大切なのですが、ヘッドライト、フォグランプ、テールライトの雪落としも必要。吹雪の中ではライトを点けていないと十数メートルまで近づかないと気がついてもらえないのです。温度の上がらないLEDとキセノンライトは、氷が溶けてくれない。

そしてワイパーブレードの氷落としも。でないとワイパーを作動させるたびにガリガリ嫌な音がするし、肝心の水の拭き取りができない。ブレードが氷のせいでガラス面から浮いてしまっているのです。
さらに、タイヤハウス内の雪・氷落としもやる。タイヤのまわりに隙間なく氷がつまり、常時タイヤが氷と接触している上にサスペンションの動きが制約されてしまう。

この日のルートは、当初八甲田山へ分け入り、酸ヶ湯温泉に入ってさっぱりしたあと、下北半島を縦断して大間崎でマグロを食い、尻屋崎で寒立馬を見よう、みたいな事を考えていた。
しかし、昨晩の経験から言って、このような大荒れの天候で八甲田山はまずい。やめよう。死の雪中行軍となるかもしれない。
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行き先変更、津軽半島を縦断して龍飛崎に向かう。
7時半、浪岡近郊を通過。
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津軽半島の国道280号線を北上します。
昨日もひどい吹雪でしたが、今日はまた一段とひどい。
あまりに風が強くて路面の雪が吹き飛ばされ、かえって雪が積もっていないのです。
地表近くを白い粉雪がウネウネと動き、飛ばされていく。
これが地吹雪か。
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地吹雪というのは断続的なものらしく、一気にバッと吹き付けてきて視界が真っ白になり(ホワイトアウト現象)数秒で過ぎ去る。
穏やかになったと思ったらまた急にどっと雪が吹き付けてくる。これが一日中続きました。

外ヶ浜を通過して国道から外れ、龍飛崎へショートカット。
ここの上り坂は雪が積もっていたら不安な傾斜でしたが、散水装置があって雪がない。ありがたいことです。
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外ヶ浜という地名は古典にしばしば登場します。
日本の北のはて、という意味合いで使われる。
かつての日本最北の地でした。

地図を見るともっと北に龍飛崎があるし、下北半島だってもっと北なのだけど、「日本人が住んでいる土地」での最北を意味しました。それより北は、アイヌの地。
下北半島は明治維新後の開拓地で、江戸時代までは荒野だったんですね。
ちなみに下北半島を開拓した人々は、戊辰戦争で敗北した会津藩の人々が多かった。故郷を失った会津藩士は、下北の地で戦争以上の苦しみを味わったといいます。

雪原の真っ只中に、異様に立派な駅がありました。なんと、これ新幹線の駅なんです。
奥津軽今別駅です。この先で新幹線は地下に潜り、北海道へ向かうのです。
ここで降りる人がどれくらいるか不明という新幹線駅は、あっちこっちありますねえ。新潟にもあった。
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道の駅が併設されているのでここで土産をちょい買い足し。
店の人に聞いてみたら、このような地吹雪は一年に何度もないとか。えらい日に来たもんだ。
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10時前、龍飛崎に到着!
ってかものすごい吹雪です!!
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by punto1150 | 2018-01-04 20:35 | ツーリング・旅行 | Trackback | Comments(0)

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