この秋、二泊三日で北アルプスへの登山を計画しています。
しかし、この時期3000m峰はどんな気温なのか?風は冷たいのか?
服装はこれでいいのか?
ネットでおおよそは把握できるものの、肉体経験を経ない知識はあやうい。
未経験の世界です。
ちょっと軽く登って帰ってこられる、3000mの世界へ行ってみよう。
そしてもう一つ。
今年は駒ヶ根のソースカツ丼食べてないな。
去年中央アルプスを縦走して下山してきたとき、ヘロヘロのバテバテで、ソースカツ丼を一番小さいのをやっと食べられる状態だった。味もよくわからない。
心残りがある。
それじゃあ行き先は中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳。
そのふもとの駒ヶ根だ。
平日に代休を取れたので、有効に活用しましょう。
早朝4時過ぎに出発。
外環道、中央高速を走っていく。
夜が明けたころ、甲府盆地をぬける。
八ヶ岳がよく見えます。これだけくっきり見える日は運がいい。
中央高速を飯田方面へ。
めざす中央アルプスが見えてきた。これは期待できそう。
駒ヶ根ICで降り、菅の台バスセンターへ向かいます。
山がくっきり見える。山頂からの展望が望めそうですよ。
朝7時過ぎ、菅の台バスセンター駐車場へ車を入れました。
始発のバスの時間まであと少しです。
急いで身支度し、往復乗車券を購入。
そしてバス停へ並んだときにはこの状態。
平日の始発ですよ? すでに100人以上行列してます。1台、また1台と満席のバスを見送る。
とはいえ、バスは臨時便が運行してます。平日とはいえ繁忙期らしい。
30分待たずにバスにのることができた。
バスルートの中途ががけ崩れの補修中で、一回バスを乗り換えるという珍しい出来事がありましたが、すんなりロープウェー駅に到着。
1年ぶりにこのロープウェーに乗りました。
去年はロープウェーからの展望がほとんどなかった。
厚い雲の中を登っていったのです。
しかし今年は眺望良好です。もうすぐ、あと2週間もすれば紅葉が見頃なんだろうな。
でもその頃は今よりもさらに大にぎわいのはず。バス停の待ち時間が30分じゃ済まないだろう。
ロープウェー千畳敷駅に到着。
ふもとのバス停からここまで約50分。
ちなみにこの赤い建物、駅だけじゃなくてホテルも兼ねてます。
ここに宿泊することも可能なんですな。
準備体操し、駒ケ岳神社で登山の無事を祈願してから出発。
これが千畳敷カール。
約2万年前の氷河期に、氷河によって削られた谷です。
これからこの写真の真ん中を登っていくのです。見るからに急坂ですな。
振り向いて東を見れば、南アルプスの山々がよく見える。
手前の低い山がキャンプ場のある陣馬形山です。
このロープウェー駅で2612mも標高があるんです。たいていの山が下に見える。
つづきます。