車山へ最後の登り。
ニッコウキスゲの群落が美しい。
スキー場のリフトがある。なんと、夏なのに動いてますよ。
お客がリフトに乗って車山へ上がってくる。
右に見えるレストハウスは、車山スキー場の入口ですな。車山スキー場には10回くらいきてます。
夏に見るこの風景がこれほど違って見えるとは。
車山山頂には、気象レーダーがある。
そろそろ昼、続々とリフトでじいさんばあさんが登ってきます。
山頂の車山神社に参拝し、下山開始です。
小さな祠のまわりに木の柱が立っていますけど、この柱は祭りの日にふもとから担ぎ上げられるんだそうです。諏訪大社の御柱祭の逆ですなあ。
車山に登頂!
標高1925mなり。
このあたりは標高2000mないくらいなのに、背の高い木が生えておらず、3000m級の高山の雰囲気があります。
そのふもとをビーナスラインがくねくねと走る。
なんか、ヨーロッパみたいな風景ですねえ。
上から見下ろすと、あっちこっちにオレンジ色の一帯があるのに気がついた。
ありゃニッコウキスゲの群落だ。
ゴルフを停めてある駐車場が見えてきた。
その手前にも、向こう側にもニッコウキスゲの群落がある。朝は霧のせいでまったく見えなかった。
霧ヶ峰、予想していた以上に素晴らしい景色が続く、ベストハイキングコースでした。
もう少し早く来れば、ニッコウキスゲは見られない代わりにレンゲツツジを見ることができます。次は6月に来ましょう。
さて、昼を過ぎ、腹が減りました。
かねがねチェックしていた店にやってきました。諏訪湖畔南にある、「山ぼたん」です。
とんかつの専門店ですが、カツ丼もある。
これは美味い……!
今までソースかつ丼は食べ歩いてきていますが、ここのは肉質が最高クラスです。
分厚いのに箸で切れるほど肉が柔らかく、肉汁がたっぷりしみ出してくる。
こりゃいい肉だ。誰でもわかる。
正直、ソースかつ丼1200円は高いのですよ。
駒ヶ根でソースかつ丼を食えば1000円以下です。しかしこの肉質。
この最上級の豚肉なら、この値段はしょうがないと感じる。
店はおじさん一人で切り盛りしており、まあモタモタしてるしメニューも5種しかなくて少ないのですが……
それでもこの肉は食べる価値がある。
往路は高速道を使いましたが、帰りはゆったり、下道で帰ります。
道の駅とよとみで家族への土産に野菜を買ったのですが。
外が鳥のさえずりでやけににぎやかです。
なんだろうと見てみると、ツバメの巣です!手の届く、低い場所に巣がある。
もうすっかり大きくなったツバメのひながおおさわぎ。
まわりを見たらなんと、柱という柱に全部ツバメの巣があるんですよこれ。
その数は10や20じゃない。
道理でツバメでおおにぎわいなわけだ。頭のまわりをビュンビュンツバメが飛び回る。
ツバメって、こんな風に一か所に集まって巣を作る性質があったのかなあ?
往路は3時間半、復路は5時間かかりました。
やっぱり夏はクーラーの効いた車での旅行がいいですねえ。
とはいえバイクが復帰したら、ビーナスラインはまた必ず行くつもりです。