胆石の手術を終え、もう1ヶ月が経つ。
そろそろ本格的に運動してもよろしかろう?
夏になっていきなり3000m級の山に行くのはいささか不安だし、体力の低下も心配だ。
一回か二回、トレーニング登山へ行こう。
選んだのは、箱根外輪山の明神ヶ岳。
過去2回登っています。
リトルカブにまたがって、出発。
R1150GSが休眠状態に入って1年以上経ちますが、結局毎週バイクに乗ってるんですよねえ。
なんのためにバイク休眠したのか、わからんですなこれじゃ。
ところが実は、一回Uターンして引き返している。
なんと、先日装着したリアボックスが背中のバックパックに当たって乗りづらい。
背中でバックパックがななめになって、ずり落ちてくるのです。
いったん自宅へ戻り、リアボックスを外しておいていった。
こりゃリアボックスとバックパックの共存はできないということか?
リアボックス載せ替え計画を再考しなくては。
国道1号線をひた走り、徐々に箱根が近づいてきました。
もろ電柱とかぶってますが、その電柱の裏にある山が目指す明神ヶ岳です。
矢佐芝登山道入口を目指して登っていきます。
途中、山奥にぽつんとあるパン屋、天豆(そらまめ)へ立ち寄りました。
昼飯用のパンを買っていく。
前回来たときも猫の親子に遭遇したのですが、この日も子猫が昼寝してるのを見かけた。
このパン屋に飼われてるのかな?
R1150GSでも1速2速でやっと登っていく急坂です。
当然リトルカブでは1速でヒイヒイ登っていくのがやっとです。
やがて舗装が消え、ダートロードになった。
ここで林道は行き止まり。
バイクを停めて、歩きはじめます。
林道を外れ、登山道へ入った。
杉の植林のなかを登っていく。
まだギリギリ、新緑の季節といっていいのかな?
緑が鮮やかです。
この季節最大の不安、蚊やブヨ、ヤマビルはまったくいなかったなあ。まだ山の中は寒いのだろうか?
1時間ちょい歩いて、見晴らしの良い場所に来ました。
ここで一回目の休憩。
手前には足柄平野、奥には丹沢大山の山々が見える。今日は遠くがよく見えるな。
登山道が林道と交差し、しばらく林道を歩きます。
ここから再び登山道に入る。
林道を境に、植生がガラッと変わります。
杉の植林が消え、広葉樹の原生林になった。
しばらく、熊笹の中を歩きます。
なんか熊やイノシシが出てきそうな道でちと怖いですが、フンや獣道、足跡などの痕跡はまったくなかった。
体力的な不安はありましたが、思っていたよりは大丈夫そうですね。
足の動きはいい。軽快です。
展望のない薄暗い道が続きますが、唯一の鮮やかな色彩はこのヤマツツジ。
満開の時期は過ぎていますが、まだチラホラ咲いています。
つづきます。