自作?工具作ってみた
2011年 07月 26日
室内でできることに限ってコチョコチョやってますが、先日古い工具を整理したときに、安物のドライバーが何本か出てきた。僕は買った覚えが無いので、家族の誰かが買ってほったらかしにしておいたのでしょう。
それを見て、ひらめいたことがある。
プロのメカニックは、自分で作業しやすいように、必要に応じた形状の工具を自分で作ってしまうそうです。
まあ、それと比較したらイカンのでしょうが、「こういう工具が欲しいなあ」というのが私にもある。で、作ってみたんです。
作ったといったら語弊があるな。
加工したんです。
欲しい工具とは、狭い場所にあるオイルシールを引っこ抜く道具。
釘抜き型のシールプーラーはかなり周りに余裕が無いと使うことができない。正月にバイクのトランスミッションを取り外した際、どうも作業できなくて、交換をあきらめたオイルシールが何個かあった。それをうまく引き抜ける工具が欲しい。
アイディアはかねがねあったのです。形状のイメージはある。
安物の古いドライバー、捨てるつもりでいたけれど、それを万力に挟んで先端を曲げてみました。
メッキがパリパリ剥がれてきたので、ヤスリで削って形を整えました。
要するに、ミニサイズのプライバーです。
先端を尖らせて、シールに引っ掛けやすくする。
作業のイメージとしては、シャフトに添わせてこの工具をシールのリップに押し込む。
そして先端をぐいっと引っ掛けて、まっすぐ引っ張る。こんな感じ。
すぐにこの工具の出番とはならないでしょうが、いつか役に立つかな?