R1150GSのサイドカバーをお化粧直し
2011年 06月 29日
特にこのプラスチックパーツ。
サイドカバーやエアクリーナーボックス、特にエアクリーナーボックスはクラッチ交換の際に傷をつけてしまったので、余計にみっともない感じ。
いっそパーツを交換してしまおうかとも思いますが、ちょっと一工夫してみることにしました。
3Mのダイノックシート。
本来は建築建材で、壁紙とかに使うものらしいです。
ウッド柄とか革みたいな質感とか、メタリックや単色等々、いろいろあるなか、やっぱりバイクならカーボンでしょう。
数種類あるカーボン柄のうち、耐候性のある、バイク向きと思われるものを選びました。
まずはテストとして、一番劣化が目立つ、サイドカバーに貼りつけてみます。
用意したものは、はさみ、アートナイフ、ドライヤー、耐水ペーパー。
まずは下ごしらえです。
このバイクのプラスチックパーツは、表面にざらついた加工が施してあります。
ザラザラした表面にはシートははりつきにくい。
表面部分のみ、耐水ペーパーの400,600,そして1000番で磨き、ざらつきを取り去ります。
ダイノックシートを4~5センチの余裕を持たせて切り取ります。
裏紙を1/3くらい剥がし、ドライヤーで加熱しつつはりつけます。
この、ドライヤーで加熱というのがダイノックシートの最大の特徴。
加熱すると、柔らかくなり、伸びるようになり、粘着力が増す。加熱すれば何回でも貼り直しが効きます。
加熱し、片手で抑えつつ、片手で引っ張って貼りつけていく。
空気が入ったりシワが寄ったりしたら、加熱して剥がし、また加熱してから貼る。
表面が貼り終わったら、余分なシートをナイフで切り取ります。
裏側も加熱しつつ引っ張って、貼りつけていきます。
これで出来上がり。
うーん、これはなかなかかっこいいぞ?
作業時間は30分足らず、思っていたよりずっと簡単でした。
ついでに、交換を忘れていたプラグを取り替えてしまいました。いつものデンソーIK22を使っています。
サイドカバーが成功しましたので、エアクリーナーボックスも施工するつもり。
ほかにも色々貼ってみようかな?