R1150GSのサイドカバーをお化粧直し

このバイクも製造されて11年、こまめに油脂とパーツを交換しているので、なんとか老化は防げていますが、それでも外観上衰えてくる箇所がある。

特にこのプラスチックパーツ。
サイドカバーやエアクリーナーボックス、特にエアクリーナーボックスはクラッチ交換の際に傷をつけてしまったので、余計にみっともない感じ。
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_1941298.jpg

いっそパーツを交換してしまおうかとも思いますが、ちょっと一工夫してみることにしました。




3Mのダイノックシート
本来は建築建材で、壁紙とかに使うものらしいです。


ウッド柄とか革みたいな質感とか、メタリックや単色等々、いろいろあるなか、やっぱりバイクならカーボンでしょう。
数種類あるカーボン柄のうち、耐候性のある、バイク向きと思われるものを選びました。

まずはテストとして、一番劣化が目立つ、サイドカバーに貼りつけてみます。

用意したものは、はさみ、アートナイフ、ドライヤー、耐水ペーパー。

まずは下ごしらえです。
このバイクのプラスチックパーツは、表面にざらついた加工が施してあります。
ザラザラした表面にはシートははりつきにくい。

表面部分のみ、耐水ペーパーの400,600,そして1000番で磨き、ざらつきを取り去ります。
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_19422666.jpg

ダイノックシートを4~5センチの余裕を持たせて切り取ります。

裏紙を1/3くらい剥がし、ドライヤーで加熱しつつはりつけます。

この、ドライヤーで加熱というのがダイノックシートの最大の特徴
加熱すると、柔らかくなり、伸びるようになり、粘着力が増す。加熱すれば何回でも貼り直しが効きます。
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_19425067.jpg

加熱し、片手で抑えつつ、片手で引っ張って貼りつけていく。
空気が入ったりシワが寄ったりしたら、加熱して剥がし、また加熱してから貼る。

表面が貼り終わったら、余分なシートをナイフで切り取ります。

裏側も加熱しつつ引っ張って、貼りつけていきます。
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_19425476.jpg


これで出来上がり。
うーん、これはなかなかかっこいいぞ?
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_19425719.jpg

作業時間は30分足らず、思っていたよりずっと簡単でした。
ついでに、交換を忘れていたプラグを取り替えてしまいました。いつものデンソーIK22を使っています。
R1150GSのサイドカバーをお化粧直し_d0161702_19425970.jpg

サイドカバーが成功しましたので、エアクリーナーボックスも施工するつもり。
ほかにも色々貼ってみようかな?
by Punto1150 | 2011-06-29 19:46 | BMW R1150GS | Comments(0)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


by punto1150