食中毒で救急車!
2011年 02月 16日
食中毒の原因、思い当たるのは一つ。
奥様がスーパーで買ってきた、未調理のハンバーグ。
私だけが食べて、家族が食べていないものはこれしかない。
いやあ、ハンバーグ食べる時に、中がまだ赤いな、とは思ったんですよ。
でも(信頼できる新鮮な)ハンバーグなら許容範囲内だったので、「生焼け!」とか言わずに食ってしまったんです。
その4時間後くらいから腹がチクチク痛み出した。ゾゾッと、寒気がしてきた。
夜中の1時、痛みが悪化、吐き気と下痢。そして発熱、悪寒。
典型的な食あたりの症状です。
特にひどかったのが痛み。
立ち上がれない、歩けないほどの痛みで、周期的に来る。一晩中、そして朝になっても痛みが引かない。こんなことは今までない。一睡もできない。
自分で病院に歩いて行こうと思っていたのですが、立って歩けないほど痛くて、どうしようもない。
のたうちまわる私を見かねて、奥様が救急車を呼びました。
まあ、こっからがネタっぽいというか、救急車に乗ってみた、みたいな記事になりますが…
まず自宅前で救急車が停止したまま、走りだす気配がない。
救急隊員があっちこっちに携帯で連絡をとって、病院の受け入れ態勢を聞いている。
そう、あの悪名高い、病院のたらい回しにあっているのです!!
近所の人が出てくるし、恥ずかしいったらない。
4件聞いて断られ、隣の市の大病院まで行けばあいてます、という話になり、やっと救急車が走りだした。
15分近く、自宅前で止まっていたのです。それから30分も走って病院へ。
腹が痛い程度ならいいけど、寸刻を争う病態だったらどうするんじゃ?
本来なら腹が痛くてそれどころじゃないのでしょうが、好奇心がそれを凌駕した。
サイレン鳴らしながら走る車からみた外の景色。
当たり前ですが、周囲の車がみな路肩へよって避けてくれる。
でも、なかには馬鹿な小学生がいて、救急車の前を横切って横断したり(それも堂々と手を上げて!)後ろを追いかけてくるスクーターがいたり…
今の小学校って、救急車の優先性を教えてないのかなあ。
そして救急車の乗り心地の悪いこと!
ガツン、ガツン!と強い突き上げがあり、はっきり言ってトラックの荷台に乗っているみたい。
意外なほど、ゆっくり走る。
なんか緊急車両って、すっとばすイメージがあったのですが、安全を確認しながらのゆっくり走行でした。
病院到着は30分近くたってから。
来たことがない、遠くの病院です。つづく。