赤城・武尊ツーリングその2

赤城山を下ります。北側の斜面を下る県道251号線を走っていく。

この道はヘアピンが連続するワインディングなのですが、バイクの走り屋がたくさん。次々にものすごい速度で対向車線を走ってきて、おっかなくてたまらん。まだ走り屋っているんだなあ。昔の走り屋は早朝にいたものですが、今は真っ昼間なんだ。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9342123.jpg


山を下りきったあたりから、西側に榛名山がよく見えます。群馬を走っていると、榛名、赤城、妙義などの著名な山のほか、あちらこちらに良い山容の山々が見えます。群馬県は山の形が面白い。三角形の山ばかりの神奈川とは違う風土ですな。

沼田市街を通り抜け、県道63号線を走って武尊山を時計回りに回ります。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_934556.jpg





途中右に折れて、武尊の北側の斜面を途中まで登ります。武尊は道が整備されていないので、山頂に行くには完全に登山となる。ライディングブーツじゃ登山は無理。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9342350.jpg


道の左右に、ツーリングマップルに載っている「水上宝台樹やすらぎの森」キャンプ場が見えましたが、なかなか良さそうなキャンプ場。森の中なのに開放感がある。

その先に、裏見の滝があります。道から歩道を下っていった谷間に滝がある。

途中は白樺の林で、緑深くてとても気持ちがいい。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_936644.jpg


滝は上から見下ろす感じ。下まではいけないみたいです。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_936840.jpg


本当に涼しくて、空気がおいしく、「森林浴」してるって気がしますね。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9361055.jpg


車道まで戻ると、奥に赤い鳥居が見えた。ちょっと行ってみると、小さな祠があり、「武尊神社」と書いてある。あとで調べてみると、この神社も赤城神社同様、山がご神体の武尊神社。いくつかある分社の一つです。こんな小さなものではなく、もっと大きな神社が武尊山周辺にたくさんある。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9361295.jpg


山を下り、もとの県道63号線を西へ走ります。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9361637.jpg


この道、そうとういい道ですよ。美しい渓流沿いに緩やかなワインディングが続き、緑のトンネルの中をくぐっていくよう。交通量もきわめて少ない。ツーリングマップルになぜ「紫の道=おすすめルート」で描かれてないのか分からない。MYおすすめルートに登録です。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9361858.jpg


途中でいきなり目の前にこんなものが現れた。
石積みのダム=ロックフィル式ダムの奈良俣ダムです。もう利根川の源流が近い。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9361441.jpg


県道63号から国道401号へ入る交差点、なぜか左折路(北へ向かう道)に人が立っていて、閉鎖している。別にそっちに行くつもりはなかったのですが、気になったのでマップルで調べると、行き先は尾瀬沼です。

なるほどー尾瀬へ行く道かあ。
夏が来れば思い出す尾瀬ですが、一回も行ったことないなあ。バイクで行けない場所に興味がないというか…
こうやって閉鎖してるってことは、上高地同様、バスのみの通行なんでしょうな。

この周辺部は尾瀬観光の拠点になっているようで、旅館、土産物店などなど、山奥のド僻地とは思えないほど建物が多く、賑わっています
南下~西進していく国道401号も同様で、異様なほど観光化されている。ガソリンスタンドが多いのがありがたいといえばありがたいけど、山間部がこれほど観光地化していると…ちょっと薄気味悪い感じ。たぶん、尾瀬の観光シーズンは相当混むんじゃないかな。

401号をまっすぐ西へ進むと、沼田ICから関越道に乗れる。
赤城・武尊ツーリングその2_d0161702_9362022.jpg


関越道の復路は、いつものとおり埼玉県に入ると混雑が始まる。途中で圏央道に入ってしまうので、渋滞につきあう時間は最低限で済んだ。

実は相模湖ICで降りてから帰宅するまでが渋滞で大変だった。とっくに日が暮れてるのに、いつもの数倍の渋滞。連休ってのは…
神奈川県の渋滞をなめてはいけませんよー全国でも1,2を争うレベルですよー

夜7時過ぎに帰宅。
総走行距離は583キロ、平均燃費は20.0キロ/Lでした。
by punto1150 | 2010-09-20 09:41 | ツーリング・旅行 | Comments(0)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


by punto1150