赤城・武尊ツーリングその2
2010年 09月 20日
この道はヘアピンが連続するワインディングなのですが、バイクの走り屋がたくさん。次々にものすごい速度で対向車線を走ってきて、おっかなくてたまらん。まだ走り屋っているんだなあ。昔の走り屋は早朝にいたものですが、今は真っ昼間なんだ。
山を下りきったあたりから、西側に榛名山がよく見えます。群馬を走っていると、榛名、赤城、妙義などの著名な山のほか、あちらこちらに良い山容の山々が見えます。群馬県は山の形が面白い。三角形の山ばかりの神奈川とは違う風土ですな。
沼田市街を通り抜け、県道63号線を走って武尊山を時計回りに回ります。
途中右に折れて、武尊の北側の斜面を途中まで登ります。武尊は道が整備されていないので、山頂に行くには完全に登山となる。ライディングブーツじゃ登山は無理。
道の左右に、ツーリングマップルに載っている「水上宝台樹やすらぎの森」キャンプ場が見えましたが、なかなか良さそうなキャンプ場。森の中なのに開放感がある。
その先に、裏見の滝があります。道から歩道を下っていった谷間に滝がある。
途中は白樺の林で、緑深くてとても気持ちがいい。
滝は上から見下ろす感じ。下まではいけないみたいです。
本当に涼しくて、空気がおいしく、「森林浴」してるって気がしますね。
車道まで戻ると、奥に赤い鳥居が見えた。ちょっと行ってみると、小さな祠があり、「武尊神社」と書いてある。あとで調べてみると、この神社も赤城神社同様、山がご神体の武尊神社。いくつかある分社の一つです。こんな小さなものではなく、もっと大きな神社が武尊山周辺にたくさんある。
山を下り、もとの県道63号線を西へ走ります。
この道、そうとういい道ですよ。美しい渓流沿いに緩やかなワインディングが続き、緑のトンネルの中をくぐっていくよう。交通量もきわめて少ない。ツーリングマップルになぜ「紫の道=おすすめルート」で描かれてないのか分からない。MYおすすめルートに登録です。
途中でいきなり目の前にこんなものが現れた。
石積みのダム=ロックフィル式ダムの奈良俣ダムです。もう利根川の源流が近い。
県道63号から国道401号へ入る交差点、なぜか左折路(北へ向かう道)に人が立っていて、閉鎖している。別にそっちに行くつもりはなかったのですが、気になったのでマップルで調べると、行き先は尾瀬沼です。
なるほどー尾瀬へ行く道かあ。
夏が来れば思い出す尾瀬ですが、一回も行ったことないなあ。バイクで行けない場所に興味がないというか…
こうやって閉鎖してるってことは、上高地同様、バスのみの通行なんでしょうな。
この周辺部は尾瀬観光の拠点になっているようで、旅館、土産物店などなど、山奥のド僻地とは思えないほど建物が多く、賑わっています。
南下~西進していく国道401号も同様で、異様なほど観光化されている。ガソリンスタンドが多いのがありがたいといえばありがたいけど、山間部がこれほど観光地化していると…ちょっと薄気味悪い感じ。たぶん、尾瀬の観光シーズンは相当混むんじゃないかな。
401号をまっすぐ西へ進むと、沼田ICから関越道に乗れる。
関越道の復路は、いつものとおり埼玉県に入ると混雑が始まる。途中で圏央道に入ってしまうので、渋滞につきあう時間は最低限で済んだ。
実は相模湖ICで降りてから帰宅するまでが渋滞で大変だった。とっくに日が暮れてるのに、いつもの数倍の渋滞。連休ってのは…
神奈川県の渋滞をなめてはいけませんよー全国でも1,2を争うレベルですよー
夜7時過ぎに帰宅。
総走行距離は583キロ、平均燃費は20.0キロ/Lでした。