大山へふもとから登ろう その2

これから先、一気に傾斜角が大きくなる。
なのに足の疲労をはっきり感じる。
大丈夫かねえ……

蓑毛越の先、これですよ。
日本アルプスでもめったとない急登、急傾斜。
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蓑毛越から大山山頂までの道は、江戸時代の大山詣での参詣道。
石造物が多く残っています。
このお地蔵さんはみな頭がありませんねえ……持って行かれたのかな?
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手前の四角柱には、「二十八町目」とありますが、大山中腹の大山阿夫利神社下社を一町目とし、そこからの距離をしめした石碑です。
大山山頂もまた、二十八町目です。
奥にある大きな四角柱は女人禁制と書いてあり、この先の道は江戸時代女性は立入禁止でした。
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ぱっと開けた場所に来た。
ここが阿夫利神社下社から登ってくる、表の参詣道との合流地点です。
これまでの道では数人しか登山者に遭遇しませんでしたが、ここから先は大勢人が歩いています。
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ここまでくればあと1時間半で山頂だ……
だが、もうかなり足に来てる。

この先の道は一般観光客も登ってくる道です。
とてもよく整備されてます。
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青銅の鳥居だ!
もうちょっとで山頂だ。
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13時、大山登頂!!
ここまで5時間連続の上り道、はあ、きつかったー。
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今日はちょっと雲が多いけど、大山からの眺めは最高です。
こちらは相模湾、横浜方向。
みなとみらいの高層ビル群がよーく見える。
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こっちは箱根、小田原方向。
段々と雲が出て、にわか雨がポツポツ来た。
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山頂で腰掛けているうちにはっきり感じましたが、足の疲労が相当なものです。
まずいな……
そりゃそうです。ここまで標高差1100m以上登ってきた。これだけ連続の上りはめったとない。その上、一ヶ月以上の運動不足です。

15分ほど休憩し、下り始めてすぐに左膝に痛みが走った。
ヤバイ、左膝を痛めたぞ?
疲労で太ももに力が入らず、膝をひねったようです。

しばらく歩いてどうにも左膝が痛んでしょうがなく、もってきた粘着包帯でテーピング。多少はましになった。
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だが、この先の下り道は容赦ない急坂です。岩がゴロゴロしている。
どんどん膝の痛みが増していく。
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こういうなめらかな道はまだ大丈夫なのですが、階段状に岩が転がっている道が痛い。膝への攻撃がきつい。
左膝をかばうあまり、右足への負担が増大、あっちこっち痛くなってきたぞ。
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痛みを耐えながら蓑毛越まで戻ってきた。
ここから最寄りのバス停へ降りる。だが、まだ1時間はかかります。
ちょっと歩いては休み、また歩く。
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蓑毛越から蓑毛の集落へ降りる道、古い参道でした。
こんな石垣が積まれています。見た感じ、明治のころかな?
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舗装路が見えたのでやった!と思ったのですが、これはただの林道。
この林道を歩けばひどく遠回りになってしまいます。
すぐわきの登山道へまた入る。
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左膝の痛みに耐え、あちこちの痛みに耐えて2時間。
ようやく人家=お寺の建物が見えた。
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15時半、蓑毛バス停に到着、ほっと一息座り込んだ。
登山中にこれほど足を痛めたのは初めてだ。こりゃ2時間で降りてこられる山で助かったよ。
動かさなければ大丈夫なんですが、曲げると痛い。
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カブを停めてある場所の最寄りのバス停で降りたのですが、そこからさらに徒歩25分。馬鹿だったなあ。バス停近くにバイク置けばよかったのに。

しかし試練はそれで終わらなかった。
自宅までの1時間、シフト操作をする足は痛めた左足です。
シフトを踏むたびに膝に痛みが走り、これほどカブに乗るのが苦痛だと感じたことはない。


自宅の階段を昇降するのも一苦労、翌日からはお決まりの激しい筋肉痛です。
が、痛めた左膝外側は数日で痛みが収まった。途中で施したテーピングが効いたようです。
2日間は歩くのが大変でしたが、3日目からはまあ大丈夫。



いやー登山中の怪我って怖いですねえ。
下山に2時間程度だから良かったけど、一日歩くようなルートが残っていたら、地獄を見たでしょうね。
たかが大山、されど大山、ふもとから登れば立派な1200m峰でした。甘く見てはいませんでしたが、疲労から怪我するとは思わなかった。
これからは用心のために膝サポーターを買って、携行しようと思います。
筋肉って、つけるのは時間かかるのに、落ちるのには時間がかからないのですなあ。

それに、今回登ったルート、正直景色が良くない。
展望の効く場所は数カ所だけ、大山山頂までいかないと「素晴らしい景色」には巡り会えません。
森の中を歩くのもまた登山の良さなのですけど、それは天然林を歩く場合の話で、今回はスギ・ヒノキの人工林が大半。日当たりがなく、薄暗いだけでちっともきれいじゃない。
上りのきつさ、コースタイムの長さとも相まって、不人気のコースなのがよく理解できましたよw


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by punto1150 | 2017-12-06 19:15 | 登山・ハイキング | Trackback | Comments(0)

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