バーゴ チタニウムストーブEXの燃焼テスト

先日アルミ缶でアルコールバーナーを自作し、燃焼実験をしてみました。
結果はまあ、燃えることは燃える。火力もかなりある。

だが、アルミ缶じゃ弱すぎる。軽いけど、押せば凹んでしまいます。
火のつき方も時間がかかり、無駄な燃料消費があった。

で、専用品を買ってみました。

バーゴのチタン製ストーブです。
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チタンということもあって、非常に軽い。アルミ缶の自作バーナーといい勝負の軽量小型。
手のひらサイズの小ささです。

折りたたまれたゴトクを伸ばす。
中のカンにアルコールを注ぎ、プレヒート用の燃料を下の皿にもちょっと注ぐ。
そして皿の燃料に火をつけました。
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ほんの1分で、中のカンの小さな穴から炎が吹き出した。
着火完了です。
かんたんだ。
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これならば十分実用になりますね。
下側の三本の足で、床に焦げ目をつけることもない。
加えてこの道具、液体アルコール専用じゃないのです。

中のカンを取り出して、お皿に固形アルコール燃料やゲル燃料を入れて燃やすこともできるんです。
液体アルコールで食事を作り、固形アルコール燃料でお茶を沸かす、ってこともできる。





実際にお湯を沸かしてみましょう。

容器になみなみとアルコール燃料を注ぐ。
これでどれくらいの時間燃焼するのか。
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そしてもうひとつ実験です。
これはカップヌードル・リフィル
カップのないカップヌードル。矛盾してますな。登山用品店で入手した。
容積と重量の節約になります。
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あけてみると麺しか入ってないような?
具はどこいった?
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しかし、容器にあけてみると底の方にしっかり具とスープが入ってました。
330CCのお湯を使えと説明書きにあるけど、僕は薄めが好きなので400CCお湯を沸かしました。
400CCのお湯が沸騰するまでに約4分半。意外に火力がある。
満タンのアルコール燃料は、5分弱でなくなって火が消えた。
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あとはちょっと待てばいつものカップヌードルです。
味はカップ付きのやつとまったく一緒。
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これなら山に持っていってもOKですな。アルコールバーナー、カップヌードルリフィル、両方テスト合格です。


by punto1150 | 2017-07-22 08:30 | 登山・ハイキング | Comments(0)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


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