フォルクスワーゲンゴルフの排気警告灯 調査・清掃編

GW前半、広島県まで往復1500kmを走行しました。
その途中、宝塚市内でスピードメーター内の排気警告灯が点灯した。

この車でこうしたトラブルは初めてで、かなり緊張しました。

Uターンし、フォルクスワーゲン宝塚で見てもらったところ、チャコールキャニスター内のフィルターが経年劣化し、中身がパージバルブへ入り込み、異常を起こしていると聞いた。
走行にはとりあえず支障は出ない、修理すると10万かかる、と言われました。

営業マンが点検してるところを見てたのですが、別にエンジンフードを開けるでもなく、OBDコネクタをタブレット型のテスターに繋いでみてるだけでしたので、ここの異常はこれが原因、とあらかじめわかっていたのでしょう。



帰宅後、さっそく調査開始。

ネットで検索してみたろころ、これと同様のトラブルはかなり多いようで、実にありふれた故障のようです。

チャコールキャニスターとは、この黒い縦長の箱です。
エンジンルーム右、ウォッシャータンクの前にある。
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チャコールキャニスターの役割とは、要するにオイルキャッチタンクに活性炭を詰めて、ブローバイガスをキレイにしてから吸気系へ戻す、というもののようです。

エアクリーナーボックス兼エンジンカバーを取り外してみる。

画像左の緑の枠に、チャコールキャニスターがある。
右の赤い枠内が、パージバルブです。
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これが、パージバルブ
おそらく、チャコールキャニスターで濾過されたブローバイガスがここへ来て、吸気系へ戻される際に開閉されるバルブでしょう。
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まずチャコールキャニスターを取り外す。
3本のボルトで固定されており、うち2本は手が届きにくい。エクステンションバーが必須です。
しかし?取り外したマウント部分を見たら、いちいちボルトを外さなくてもボックスだけはずせるようになってるな?
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爪の引っ掛かりを外せば、工具無しで箱だけ外せるんだ。
知らなかった。
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チャコールキャニスターには、二本のホースが接続されています。
太い方はOUT側、ゴムホースはパージバルブへつながっている。
細い方は樹脂製のホースで、IN側。どこへつながるのか途中までしかわからない。まあ、ブローバイガスが流れてくるホースなので、クランクケースにつながってるのでしょう。こちらのコネクタは、引っ張れば外れます。

その穴をのぞき込んでみると、布のフィルターが見えるのですが、その上に黒い粉が散っているのが見えた。
この黒い粉が活性炭だろう。
活性炭はフィルターで封じられているはずなのに、この穴から見えるということは、活性炭が漏れ出てしまっていることを意味します。
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活性炭の粉が、ホースを伝ってパージバルブへ行ってしまい、詰まらせたのだろう。
チャコールキャニスターには電線が来ておらず、エラーを感知することはできない。だからこれが直接の警告灯の原因ではない。



パージバルブをクリーニングすれば直るかも?
取り外してみましょう。
パージバルブは二本のゴムホースと、一本のコネクタがつながっています。
まずはホースを外そう。


ゴムホースはカシメ式のクランプが使われており、マイナスドライバー等でこじって外すしかありません。
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カシメ式のクランプは再利用できないので、代わりのクランプを持っているか先に確認しましょう。
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これがパージバルブ。
この向きで取り付けられています。
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パージバルブ内をパーツクリーナーとエアで清掃してみました。
手持ちのネジ式のクランプを使って、取り付ける。
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チャコールキャニスターの方も、エアで活性炭の粉を吹き飛ばしておいた。
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直ったかな?
エンジンをかけてみましたが、残念、警告灯は消えてない。
こりゃ部品交換が必要ですなあ。



ディーラーで買うと、パージバルブが4000円、チャコールキャニスターが35000円くらいするらしい。ディーラーでは直すのに10万といわれた。パーツ代引くと工賃6万ってこと?
僕は以上の作業を1時間以下で済ませてます。ディーラーの工賃は高いなあ。
非常に簡単な作業ですので、6万もはらってることないですよ。僕なら1000円もらうのも躊躇するかんたんさでした。

実際に部品を外して見てみると、故障したのはパージバルブ。コネクタがひとつささっており、そこから故障の信号が出ているのだろう。
パージバルブ自体は、かなり単純な構造だと思う。圧力がかかるとバルブが開く、ダイヤフラムみたいなものでしょう。活性炭か、カーボンかが固着して、バルブが動かなくなっているのだろう。これだけ交換すればエラーは消えるはず。

だが、故障の原因を作ったのはチャコールキャニスターです。
中に詰まった活性炭が漏れ出してしまっている。
これもほっとけばまたすぐダメになるだろう。高価ですが、交換しておきましょうかね。
さて、パーツを探さなくちゃ。



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Commented by Kachi at 2017-05-28 18:50 x
ドがつく素人の私からすると、エラーが出ても走行に差し支えないようなパーツだったらなくてもいいじゃん、て短絡的に思っちゃいますねぇ(^-^;
拙宅のゴルフも36000キロくらいの時にエンジンルーム内の何のだったか、ソレノイドバルブが壊れて警告灯がつきました。
この時も走行には支障ないって言われたんですよ。
工賃込みで4000円強だったので迷わず交換してもらいましたけど、なんか腑に落ちなかったですなぁ。

Kachi//
Commented by punto1150 at 2017-05-28 20:15
Kachiさん
たぶん無くてもとりあえず支障ないけど、そのままずっと壊れたままだと支障出てくるパーツなのでしょう。
バイクにはそんなパーツあったかな?無いような気もするけど……バイクはそういうのを付ける余裕スペースがないのかもしれないですね。

まあ、警告灯点きっぱなしってのは気分悪いので、交換するつもりです。ディーラーで買うよりかは安く上がりそうですよ。
by punto1150 | 2017-05-28 08:13 | クルマ | Trackback | Comments(2)

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