胆石ができてしまい、胆嚢を摘出しなくてはならなくなった。
火曜日に手術に行ってきます。
胆石ができて以降、脂っこいものが食えなくなった。
というより、食った後に痛みやむかつきが残るようになった。
食欲は十分あるのに、食べられないもどかしさ。
しかし、餃子や炒めものくらいなら平気なのですが。
油っこくて具合悪くなる・ならない のボーダーラインがはっきりしないのです……
具体的に書くと、
悪くなる:とんこつラーメン フライドチキン 麻婆豆腐
悪くならない:醤油ラーメン レバニラ炒め 餃子 カツ丼など
よくわからないですね。とんこつがダメで醤油ならいいという。
この線引が把握できないもので、口にするものに気を使う。
「大丈夫かな?」という不安がよぎる。この状態が非常に嫌なんですよ。
はやく手術して、気にせずバンバン食いたい。
さて、胆石ができる原因なのですが、どうやらはっきりわかっていないようです。
胆石ができてしまった臓器は、胆嚢。
胆嚢とはただの袋であり、肝臓でつくられる胆汁をためておく場所です。ふうせんみたいな形をしている。
胆汁はコレステロールが主体で、それが固まって石となる場合が多い。コレステロールは胆汁となって排出されるのです。
だから血中コレステロールが多いと胆石ができやすいと言われています。
じゃあ血中コレステロールを減らすにはどうすればいいか。
以前はコレステロールの多い食物=鶏卵、魚卵、豚肉の脂身、イカ、動物や魚の内蔵など……を食べると血中コレステロールが増えると考えられていました。
しかし近年、食事から入ってくるコレステロールと血中コレステロール値に因果関係がないことがわかってきた。
むしろ、食事から補充されるコレステロールが少ないと、肝臓がその分コレステロールを生成して補充してしまう。
2015年、厚生労働省はこれを認めて、食事のコレステロール目標値を撤廃した。
痛風の原因となる、尿酸値も同様です。
食事は関係ないとはっきりした。
要するに、血中コレステロールも尿酸値も、「体質」だってことなのですよ。
体の外から来るのではなく、体の中で作られるんです。
そして、作りすぎるから異常が起きる。
対策としてできることといえば、食事療法と有酸素運動ですね。
コレステロールを多く含んだ食事、というのは関係ないので、減らすもしくは増やさない食事を取ろう。
有効な食事は、青魚、大豆、野菜、海藻、果物、ナッツ類。
これらを重点的に食べる。
といっても、ぼくは普段これらをけっこう多く食べているんですけどねえ……野菜は毎日たっぷり食べているし、果物は好物で毎日食べている。
豆乳は切らさず毎日飲んでいる。
そして有酸素運動。
これは3年前からやってるウォーキングと登山。これもすでにやってるんですがねえ。
とはいえ、続けていくことが重要です。
食事にも運動量にも、僕は問題がないと思っている。
なのに胆石ができてしまった。もはやこれは体質以外の何者でもないですよね。
僕の体はコレステロールを作りすぎる。
コレステロールが引き起こす病気は、胆石以外にも脳卒中や心筋梗塞がある。
気をつけろ、ったって気をつけようがないですねえ。
コレステロールを減らすサプリメントでも服用するしかないのかな。
ちょっと今更感ありますけどね。
ま、手術が終わったらしばらく強い運動は避けなくてはならないだろうし、食事にも制限があるかもしれないなあ。その点が気がかりです。