4月下旬、GW前の月曜日、湘南鎌倉総合病院へMRI検査を受けに行きました。
MRIはCTに似てますが、原理は全然違って、磁力を使って体内を撮影する機械です。
検査10分くらい前に検査着に着替えてから500ccほどの造影剤を飲む。
水みたいですが、微妙に変な味がする。飲めない人は飲めないかなあ?
僕は男らしく一気飲みしてやりました。
そして、MRI検査。
潜水艦の魚雷発射管に装填される魚雷の気分を味わった……
細長いベットに寝かされ、体をバンドで固定され、発射管にスーッと頭から滑り込むのです。
魚雷発射管でなければ、転送装置?みたい。
どこの世界に飛ばされるのかと思った。
検査は40分くらい? 結構長くかかったなあ。
胸から股くらいの部位を検査する。
魚雷発射管のなかに固定されたまま身じろぎもできず……となりの部屋でロックバンドが演奏してるみたいな音、そして腹の上で大音量のブザーが鳴り響くような音が錯綜し、寝そうで寝られない。寝たらだめだと言われた。まるで拷問だ。
苦手な人は苦手だと思う。実際、僕の前に検査した人が気分悪くなって、途中で中止になっていました。
ただ寝てればいいのではなくて、14秒、18秒と息を止める指示がヘッドホンから聞こえて、それがまた面倒。意外と18秒息止めてるのはつらいですよ。
その後、画像を見ながら医師と面談。
胆管やその他の臓器に異常はなく、腹腔鏡手術はすんなり行きそうな雰囲気。
なにかトラブル=予期せぬ出血や癒着など がなければ、1時間で手術は終わるそうです。
入院期間は、通常日帰り、長くて2,3日。
麻酔の抜けが良ければその日のうちに歩いて帰れる。
そして、麻酔に向けての検査があった。
肺活量を調べ、胸部レントゲンを撮り、鼻の穴に綿棒を突っ込まれ、心電図を取って終わり。
この病院は機材が新しく性能が良いらしく、MRIは通常見られる「輪切り」の画像ではなく、マウスでグリグリ動かせる、3D画像で見せてもらいました。自分の体内を3D映像で見たのは初めてです。
レントゲンも5秒で終わるし、心電図も10秒かからない。すごいスピーディーです。
肺活量はデジタルグラフをリアルタイムで見ながら測るのですよ。肺活量が大きいと褒められました。
新型機器、これが町医者と大病院の違いなのか。
ちなみにこの日の費用は8400円強でした。
最新機器での検査にもかかわらず、意外に安く済んだ。
そして連休明けに麻酔のガイダンスがあり、麻酔と手術の手順や注意点を聞きました。
ガイドブックももらう。
手術当日に必要なT字帯(ようするにオムツ)を病院内のコンビニで購入。360円と500円の二種類ありましたが、ここはなめられてはいかんので、高い方を買っておきました。
この日は、話を聞くだけだったので料金は無し。
実は現状、GW前くらいから、まったく痛みが出てないのです。痛かったら旅行とか行きませんよ。
なので、本当に手術しないとダメかなあ?などと思っていたりして。
僕は生涯、一回も手術なるものを受けたこともないし、入院したこともありません。
全身麻酔も初めてです。
人生初手術は確実、もしかすると初入院になりそうです。
まあ、あまり心配はしてないのです。
それよりも、もやもやする腹がスッキリして、元通り好きなものを食いたい。その気持が大きいですね。