三連休はリトルカブの作業に費やそう。
まずはボアアップキットを取り付け、85ccへ排気量拡大。
燃焼室清掃と吸排気バルブのすり合わせもやる。
同時にΦ16ビックキャブキット取り付け、強化オイルポンプ、強化クラッチも取り付ける。
1日で終わるか?微妙なラインです。
なんとか2日で作業を終え、1日は慣らし運転につかいたいところ。
スーパーカブシリーズのボアアップ作業はそれはもうメジャーな作業ですので、ネットでいくらでも記事が見つかります。動画もたくさんある。詳しいところは先輩方に譲るとして、僕が気になった部分をピックアップしていきます。
まずはマッドガード、エキパイ、キックペダル、ステップ、左のクランクケースカバーを取り外す。
そしてキャブレターもまるごと取り去ります。
クランクシャフトを回して「Tマーク」をあわせて上死点を出し、カムギアの合わせマークを確認。
油性チョークでマークを付けておきました。
このカムチェーンがずれると難しいことになりそうなので、そこは慎重に。
カブのエンジン、特にシリンダーヘッドまわりには紙製ガスケットが多く使われています。
必要なガスケットはキタコのセットに全て含まれていますが、このガスケットが難物。
全部のガスケットが貼り付いて固着しており、プライバー(てこ)が必要です。
そして、これを剥がすのが面倒くさい。
オルファのスクレーパーで可能な限り剥がして、オイルストーンで磨いてきれいにする必要がある。
シリンダーヘッドを外しました。
カムシャフトは固定されておらず、外れてきちゃいます。
上死点でのカムの位置をチェックしておく。
非常にシンプルなシリンダーヘッドです。
ロッカーアームのシャフトは、サイズの合う適当なボルトを回して差し込み、引っ張ると抜けます。
とてもシンプルです。
燃焼室はカーボンに覆われています。
これをきれいにしたい。
排気ポートも真っ黒。カチカチのカーボンに覆われてます。
つづきます。