R1150GSのクラッチ交換 6年ぶり二回目 その4

年をまたいでやっとパーツが届きました。
作業再開です。
イギリスにあるMotorWorks、クリスマス休暇で年末から正月3日までは営業してなかったようです。
発注は12月28日でしたが、出荷は1月4日、イギリスから出たのが5日。
そして日本の国際交換局に到着したのが6日後の11日。入管手続に2日かかり、うちに届いたのは14日夕方です。正味は10日ほどになる。
あと、なぜかチョコレートが同梱されてましたw


作業を再開した日は、この冬一番の寒さ。全国で大雪になった日です。神奈川県は雪は降りませんでしたが、どんより曇り空、そしてそう滅多とはないほどの低温。
10時になっても外気温が2度しかなく、着膨れして外へ電気ストーブを持ち出しました。それでも寒くてたまらん。

まずはクランクシャフトのオイルシールです。二重にオイルシールがはまっている。
清掃の済んだオイルシールまわり。
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ストレート製のシールプーラの爪を引っ掛け、ぐいっとテコの原理で外す。
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あっさり外側シールが外れた。
中を見ると、オイルがたっぷり溜まっている。こりゃいかん。交換してよかった。
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内側のシールを外すとこうなっています。
まずは清掃。
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外した古いオイルシール。ゴム製ではなく、リップ部が樹脂でできているタイプ。
これには以前苦労させられた記憶がある。クランクシャフトの前側オイルシールも同じタイプで、以前交換したらオイル漏れしたのです。
なんでこのタイプを使うんだろう……壊れやすいし、作業しにくいのに。経年劣化でリップが固くなっており、バリっと壊れて外れてきた。
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この、内側のリップが樹脂でできているやつは、取り付けに独特の手順が必要です。指でリップを曲げてつけようとすると、シールが壊れてオイルが漏れ出す。

なので、透明ファイルを切り出して作った帯をクランクシャフトに巻きつけてテープで固定。これは直径を測りだしているのと、シールを滑らせてはめ込みやすくするためのガイドとなるのです。滑りやすい素材であることが重要。
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これが新しいオイルシール。外周の直径が2ミリほど違うのです。
小さいほうが内側です。
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考えあぐねた結果、手持ちのでっかいソケットを使うことにしました。ナイスアイデア。
たぶんこんなでかいソケットは普通持ってないでしょうから、金属か塩ビ、木材などの「クランクシャフト後端よりやや径の細い」パイプなどを用意して使うと良いでしょう。クランクシャフト後端の外径は約68ミリですので、およそ60~65ミリ位のパイプがよいでしょう。
ガムテープをぐるぐる巻いて、クランクシャフトと直径を合わせます。そこへ先程作った透明ファイルのガイドの輪っかを差し込み、グリスをたっぷり塗りたくる。

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試しに古いオイルシールを差し込んでみました。
うまく使えそうだ。
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MotorWorksから届いた新オイルシールは、プラ製の輪っかが中にはまっています。これは取付用のガイドではなく、リップを保護する為みたい。そのままスライドさせて取り付けるには、直径がちょっと小さい。シールの外観も旧型と変わっていて、スポンジ?のカバーがついている。
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さて新しいシールを差し込む。
この手順が非常に大事で、ここで無理したり乱暴にやるとオイルが漏れてきます。

必要以上にリップ部を曲げてしまうと、即、オイル漏れになる。2500円もするこのパーツを買い直しです。


さて自作工具?に新品オイルシールを差し込みます。

ここでやってしまった……
新品パーツを壊してしまった!!!!
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せっかくの新品オイルシールを自作工具に差し込んでみたら、ポロッと接着が剥がれて壊れてしまったのです。
おかしい……こんなにあっさり壊れるなんて。普通に差し込んでいっただけなのに。
製品の性質からして純正パーツのはずで、品質に問題があるとは思いたくない。

もしかすると、この日の気温の低さが仇となったのかもしれない。
外気温は昼間なのに2度しかありません。
それでシールのリップ部が固くなり、柔軟性が失われてあっさり壊れたのではないか。
単純に僕のやり方が悪かっただけなのかもしれませんが……
次はパーツを温めてから作業しよう。

しかたがない。
壊れたシールをそのまま使う訳にはいかない。新品をまたまた、MotorWorksに発注しました(泣)
ついでだから、劣化が進んで微量のオイル漏れがでていたトランスミッションのブリーザーキャップも注文しました。
この日は午後からふてくされて寝るしかなかった。今回二度目のふて寝です。


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Commented by Kachi at 2017-01-26 23:54 x
あいたたた、これはへこみますねぇ。
せっかく慎重にやったのに。
また作業が一週間のびちゃいますね。
それにしても記事を読ませていただくとずいぶん脆い感じですね。
力加減がわかりませんが、そんなに簡単に壊れてオイルをしっかり受け止められるんだろうかって心配になりますね。
このオイルシールだとディーラーだとやっぱり高いんでしょうかね。
早くパーツが来ますように。

Kachi//
Commented by punto1150 at 2017-01-28 07:49
Kachiさん
力のかけどころを間違えたか、実にあっさり壊れてしまいました。次こそはしっかりやらねば……

新パーツと旧パーツを比べると、同じようで違いがある。品番は変わっていませんが、まったく同じじゃないのです。
旧型はインナーのリップ部が一体の樹脂製でしたが、新型は見ての通り2つに分かれてそれが接着されています。
その接着部が剥がれてしまったのですよ。改良されたということはおそらく欠点を改称するための変化なのでしょうが、それがあだになったとしか思えない壊れ方です。
by punto1150 | 2017-01-26 18:58 | BMW R1150GS | Trackback | Comments(2)

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