「艦これ劇場版」「この世界の片隅に」三回目 

先日、「艦これ劇場版」と「この世界の片隅に」三回目を鑑賞してきました。

「艦これ」は僕はそれほど熱心なファンではないのですが、奥様がどうしても見たいというのでね。
いや、艦これ、面白かったですよ。
完全にTVアニメの続編なので、TV版を見てないと何が何だかですが。TV版で説明されていなかった設定や世界観がはっきりして、納得いく点多し。
戦闘後の艦娘ドロップって、ビジュアル化するとああなるのね……ちとびっくり。
僕は冒頭の第一次ソロモン海戦的な戦いが面白かったな。迫力があった。ただ、三川艦隊に夕張と夕凪がいないのはなぜだ?とかいうのは無粋でしょうか。
エンドロールが終わるまで立ってはだめですよ。あのシーンを見ずに出ていく人がいたのは残念です。



さてこの世界の片隅にの三回目ですが。
一回目はのめり込みすぎて、エンドロールがほとんど見えないという状態でしたが、二回目は一歩引いて、冷静に見ようと心がけた。
ポロッと涙はこぼれましたが、しっかり見ることができました。

一回目を見たあと、原作漫画をすぐに買って3回通し読み。
公式ガイドブックも買って読んだ。そのおかげで、聞き取りにくかった広島弁もはっきりわかったし、原作からカットされた部分もつながった。

そして三回目は、できるだけ細かい所、背景や位置関係、人物の動きや表情を読むように努めた。心のなかにメモを取る気持ちで。


いや正直、原作は読まないと駄目ですね。ただし、映画を見たあとに限る。初回は何も見ずに行ったほうがいいです。
今現在、僕の心はこの作品に奪われており、寝ても覚めても……文字通り夢に見るほどです。名作という以上の、人生経験と言って良い大傑作映画です。なので、この先しばらく、このブログの記事は「この世界の片隅に」に占められるでしょうね……僕の心の中がそればっかりだから。

以下ネタバレあり。








監督が30分カットした、という意味がわかりましたよ。劇場アニメとしては2時間40分になったら長すぎですからねえ、しかたない。予告編には写っていたのになあ。
カット部分を作って、完全版を発売してくれたらありがたいですね。

原作からカットされたシーンは、おもにリンさんと遊郭のエピソード。とてもいい話なので、映像化熱望。
あとは終戦直後の台風と土砂崩れの話がカットされていたし、意外に重要じゃない?ってシーンもばっさり。

対してプラスされた部分は、やっぱり空襲シーンでしょう。
原作で数コマで済まされていた部分が、しっかり描かれていますし、セリフもかなり追加されている。
また、エンドロールで広島の孤児のその後が絵になっていたのも印象深い。

パーフェクトに近いこの映画化ですが、欲を言えばやはり尺不足。
もう1秒~2秒引っ張って欲しいカットが、ぱっぱと切られていたので、そこだけ惜しい気がした。テンポはいいんですけどね。



改めて気づいたのが、すずさんの義理の姉、黒村径子さんのツンデレぶり。
第二の主役と言ってよいほどクローズアップされており、魅力的です。
特に「はい、二人分!」のシーンと「わかったけえ、離れ!暑苦しい!」のシーンはツンデレの女王と言っていいくらいですw
ラストシーンのラストカット、最後のセリフが径子さんだというのもいい。径子さんの見せ場もいくつか映像化されていないので、そこはちょっと欲しいなあ。原作の「と云ふか、何ができる予定だったのか」とか好きなところです。

第三の主役は、実は白木リンさんなのですが、これはやはり原作を読んでほしいですね。
エンドロールで補完されていますが、やっぱり動かして欲しい。博多弁を話す女性もいい話なので見たいところでした。

超がつく軍艦マニア、黒村春美ちゃん。
シルエットだけで艦名を当てるというのは、相当なマニアでもそうできることじゃない。彼女は大和と武蔵を遠望だけで見分けているらしい。
また、円太郎さんが誉エンジンの2000馬力自慢をする切羽詰まったシーンで、「敵は何馬力なの?」と冷酷な質問をするところ。(F4Uは2250馬力でした)
そして兄思いゆえの、軍艦みたさのあまり結果として命を落としてしまうシーンは涙なしに見られないと同時に、軍艦マニアの鑑でした。

多分この作品、TV局がからんでないこともあって、TV放映は遅くなるんじゃないかなあ?
でも、かつて12月に忠臣蔵ものやトラ・トラ・トラが、8月に火垂るの墓や日本のいちばん長い日が定番として放映されていたように、日本人の定番として定着していくのではないかと期待しています。でもやっぱり、劇場で見たほうが良いでしょうね。画面の情報量と音響が違いますから。


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by punto1150 | 2016-12-01 19:23 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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