中央アルプス宝剣岳・空木岳登山 その7

10時間ほどの長い睡眠。
耳栓のおかげでとても静かに休めました。
標高の高い場所では眠りが浅くなりがち、と聞くのですが、僕はほとんど影響なかった。
僕は過去、高山病の気配すら感じたことがないのです。

中央アルプスで二日目の朝が来た。
3時半に起床し、パン2つの朝食を急いで食べて、4時に小屋を出発しました。
前日昼には小屋に到着し、だらだら休めた上に睡眠時間が10時間以上あったおかげで、疲労感はほとんど残っていない。
高山病にかからないこと、いつでもどこでもいくらでも寝られる、という2つの僕の体質は、本当に登山向きだなあと感謝してますw
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この日の日の出時刻は5時ちょうど。
4時はまだ真っ暗、ヘッドライトが必須。
上を見上げても、雲が多くて星はあまり見えない。

30分ほど歩くと徐々に明るくなってきました。
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本日1つ目のピーク、大滝山が迫る。
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振り返ると、昨日歩いてきた稜線が見えます。
こんなに激しく上り下りがあるのです。
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中央アルプスのこの稜線、その険しさ、厳しさからか、あまり歩く人もいないようです。
そのせいでしょうが、手入れが行き届いていない。
ハイマツをはじめとする植物が道を覆って歩きづらいばかりか、道が見えないところがかなりある。道が消えつつあるのです。

くわえて昨晩、かなりの雨が降ったようです。
その雨水がハイマツに付着し、それをかき分けて歩くと服が濡れる。

この日ひとつ目の失敗、判断ミスがここにあったのです。
ズボンが濡れる → 水が靴下を伝って靴の中へ落ちてくる

水量を甘く見ていたせいで、気がついたら靴の中が水たまりになっていました。
さらに悪い判断が、これを放置したこと。
これによって足の裏の皮がふやけてしまったのです。

カッパを下半身だけでも着用すればよかった。そうすれば靴の中に水がたまることはなかった。

南アルプスの向こうから、日が昇ってきました。
今日も天気予報は無事外れ、良い天気です。
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西を見ると、御岳山がよく見えた。
噴煙に朝日があたって輝いています。
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昨日に続いて、今日も有名無名のピークを6つ以上越えていかねばなりません。

そして今日も岩登りが所々ある。

この岩の間を通り抜けます。





わずかな、平坦な道。ほっとできるひとときです。

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この頃までに、数回靴の中の水を排水しています。靴下を脱いで絞る。
ズボンはすでにぐっしょり、まだカッパを履いていない。判断ミスです。
日が昇れば、ハイマツの水滴も乾くでしょ、という甘い見通しが原因。


まだ先は長い。長い長い、一日です。
続きます。


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by punto1150 | 2016-08-23 19:11 | 登山・ハイキング | Trackback | Comments(0)

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