映画「帰ってきたヒトラー」を見てきました

あまり記事にはしていませんが、一ヶ月に一本か二本、映画を見るのが我が家の定番の休日の過ごし方です。

原作既読の映画、「帰ってきたヒトラー」が封切られ、早速見に行くべ、と思ったら……
これ、上映館が少ないんですよねえ。
割と都会の神奈川県ですら、3館しかない。(今現在、5館に増えました。人気のおかげかな)
最寄りの映画館でも電車で30分以上かかる。
体調的にあまりホイホイ外出できない奥さんを連れて行くのは気が引けたのですが、本人が見たい!と強い希望なので、一緒にいくことにしました。

ところがなんと!
初回の上映が満席なのです!!
まさか……
満席で入れない、というのは僕の記憶する限りない。
スター・ウォーズですら入れた。

次回上映を待つしかない。
2時間以上、マクドナルドとドトールでひまをつぶします。
マクドナルドもドトールもかなり久しぶりに入りましたが、特にマクドナルド、味が向上していたので嬉しかったなあ。企業努力です。

さて映画の感想ですが。
面白かった!!!





ヒトラーという知らぬ人がない強烈なキャラクターの持ち主が現代に蘇る、という単純な発想なのに、これほどうまく料理できているとは。
あくまでもコメディなのですが、ヒトラーと現代ドイツが抱える問題とがピタッとフィットして、きわめてシリアスな内容をはらむ。
ヒトラーの放つ一言一言が、すごく重いのです。ズシンと来る。
誤解を招きそうですが、ヒトラーに魅せられるのです。

後半になるとメタ展開、そして「ヒトラー 〜最期の12日間〜」の有名なシーンのパロディがあったり、終盤になっても驚く展開がつづく。目を離せない。
ドイツ映画らしく、つよい余韻を残す終わり方。

戦後、欧米においてヒトラーは絶対悪とされ、肯定的評価はタブーとされています。
それを踏まえてこの内容の映画、小説を作れたことがドイツの懐の深さですねえ。
そもそも、絶対的な悪人、狂人であったなら、はたして選挙で当選して首相に、やがて総統になれるんでしょうか。ヒトラーは魅力ある人物だったのではないか。
民主主義への強烈は疑問を投げかける台詞もあり、本当に良い映画でした。

惜しむらくは、上映館の少なさ。
神奈川県で3館、大阪でも2館、四国まとめて1館という……見に行くのが一苦労です。(繰り返しますが、今現在はだいぶ上映館が増えてます)
この映画館、上大岡のTOHOシネマズですら、一番小さな劇場を割り当てられ、封切り一週目なのに午後から一日3回の上映です。
それなのに、席は満席。配給側もびっくりしてるんじゃないかな?

変な言い方ですが、現代に蘇ってひと騒動起こしそうなWW2の人物、考えてみたらドイツにはけっこう豊富にいますね。
ナチスはなんだかんだ言って人材豊富です。

でも我が日本は……大日本帝国にはどうでしょう?
東条英機も、近衛文麿も、現代に蘇ったところで特に何も起きそうにない。ありふれた、無能な人物です。
その点ちょっとドイツが羨ましいような?複雑な気持ちでした。


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by punto1150 | 2016-07-05 19:15 | 日記 | Trackback | Comments(0)

BMW R1150GSとVW GolfGTIで遊びに行く日記帳です


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