作業は続きます。
次にエンジンオイル交換。
車体前部を持ち上げ、ウマに乗せておきます。
まずはアンダーガードを取り外す。トルクスボルトが使われています。
アンダーガード内側の一部がオイルで湿っていたので、その上を見上げると……
オイルフィルターハウジングからだなあ。まあ、大したオイル漏れじゃないので、放置しておきましょう。この症状は新車の時からずっとあるんです。ハウジングは樹脂製なので、強度不足なんじゃないかと思ってます。
エンジンオイルはペール缶で買ったPOLOのSYN-PRO1000EURO-V 5W-30です。今回の交換でもう残り2Lを切った。また買わなくちゃね。
エンジンオイルは4Lぴったり入りました。ドレンボルトの締付けトルクは30Nmです。
しかしオイルを抜くときに大失敗。
廃油の受け皿の置き場所が悪くて、1Lくらいこぼしてしまった。
あわててペーパータオルで拭き取りましたが、あわや顔面にオイルを食らうところだった……
つづけてクーラントも交換します。
この車のクーラントはラジエーター下側のホースを外すことで抜きます。
ラジエーター下側のホースはクイックリリース式になっていて、簡単に抜ける……はずなんだけど、手の入りどころが少なくて、前回同様苦労しました。
ピンぼけですが、これがクイックリリースのコネクターです。
見えている針金のストッパーを画像のようにずらしてから引きぬく。
ストッパーがはまっている状態がこれ。
コネクターを差し込んでからストッパーを戻します。
はめるのは簡単なんだよな……
クーラントの充填は簡単です。
キャップがラジエーターに付いている車よりずっと楽。
以前書いた、ベントレーマニュアルに書いてある方法をまた掲げておきます。
1- エアを逃がしながら、濃縮クーラントと水を適切に混合したものをゆっくりとエキスパンションタンクへ注ぐ。
2- エキスパンションタンクキャップを取り付け、エンジンをかけて、少なくともラジエータファンが回るまでエンジンを動かす。
注意:もし暖機中にエキスパンションタンクが完全に空になってしまったら、エンジンを止める。慎重にエキスパンションタンクキャップを外し、MAXマークまで注ぐ。エンジンを再スタートし、ファンが回るまで続ける。
3- エンジンが冷えたら、エキスパンションタンクのクーラントレベルを再チェックする。クーラントレベルはMIN~MAXの間になければならない。
2-の手順で、一回目エンジンを掛けると一気にクーラントが減ります。すぐエンジンを止めて補充です。
2回めのエンジン始動以降はあまり減らないので、ラジエーターファンが回り出すのを待つ。
ファンが回るまで、夏場の今でも30分ちかくかかかるので、クーラント量を気にかけながら道具を片付けてしまいます。
注意点としては、キャップはカチッと音がするまで閉めてからエンジンを掛けること。
クーラントが熱いと、キャップを開けるときブシュッと音がしますが、大丈夫。
最後に、あちこち付着したブレーキフルードとクーラントを洗い落とすためにホースで水をかけておきます。とくにブレーキフルードは念入りに洗浄しないと、塗装を剥がします。
作業自体は午前中の3時間で済んだんですがね…… 外気温はすでに30度オーバー。
もうグッタリです。
本当は午後に洗車やバイクの作業もやりたかったんだけど、かったるくてやめてしまった。
フォグランプの取り付けは秋かなあ……
もうメンテンスも、バイクツーリングもきつい季節になってしまいました。
でも、車の準備は万端。
夏は車で遠出です。