ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換

作業は続きます。

次にエンジンオイル交換。
車体前部を持ち上げ、ウマに乗せておきます。
まずはアンダーガードを取り外す。トルクスボルトが使われています。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18495907.jpg
アンダーガード内側の一部がオイルで湿っていたので、その上を見上げると……
オイルフィルターハウジングからだなあ。まあ、大したオイル漏れじゃないので、放置しておきましょう。この症状は新車の時からずっとあるんです。ハウジングは樹脂製なので、強度不足なんじゃないかと思ってます。
次にオイルフィルターを交換するときはECS Tuningでアルミ製のハウジングがあるので、交換したいな。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18504108.jpg





エンジンオイルはペール缶で買ったPOLOのSYN-PRO1000EURO-V 5W-30です。今回の交換でもう残り2Lを切った。また買わなくちゃね。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18504787.jpg

エンジンオイルは4Lぴったり入りました。ドレンボルトの締付けトルクは30Nmです。

しかしオイルを抜くときに大失敗。
廃油の受け皿の置き場所が悪くて、1Lくらいこぼしてしまった。
あわててペーパータオルで拭き取りましたが、あわや顔面にオイルを食らうところだった……
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18505226.jpg



つづけてクーラントも交換します。
前回の作業はこちらこちら


この車のクーラントはラジエーター下側のホースを外すことで抜きます。

ラジエーター下側のホースはクイックリリース式になっていて、簡単に抜ける……はずなんだけど、手の入りどころが少なくて、前回同様苦労しました。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18505780.jpg
ピンぼけですが、これがクイックリリースのコネクターです。
見えている針金のストッパーを画像のようにずらしてから引きぬく。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18510202.jpg
ストッパーがはまっている状態がこれ。
コネクターを差し込んでからストッパーを戻します。
はめるのは簡単なんだよな……
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18510641.jpg

クーラントの充填は簡単です。
キャップがラジエーターに付いている車よりずっと楽。

以前書いた、ベントレーマニュアルに書いてある方法をまた掲げておきます。

1- エアを逃がしながら、濃縮クーラントと水を適切に混合したものをゆっくりとエキスパンションタンクへ注ぐ。

2- エキスパンションタンクキャップを取り付け、エンジンをかけて、少なくともラジエータファンが回るまでエンジンを動かす。

注意:もし暖機中にエキスパンションタンクが完全に空になってしまったら、エンジンを止める。慎重にエキスパンションタンクキャップを外し、MAXマークまで注ぐ。エンジンを再スタートし、ファンが回るまで続ける。

3- エンジンが冷えたら、エキスパンションタンクのクーラントレベルを再チェックする。クーラントレベルはMIN~MAXの間になければならない。


2-の手順で、一回目エンジンを掛けると一気にクーラントが減ります。すぐエンジンを止めて補充です。
2回めのエンジン始動以降はあまり減らないので、ラジエーターファンが回り出すのを待つ。
ファンが回るまで、夏場の今でも30分ちかくかかかるので、クーラント量を気にかけながら道具を片付けてしまいます。

注意点としては、キャップはカチッと音がするまで閉めてからエンジンを掛けること。
クーラントが熱いと、キャップを開けるときブシュッと音がしますが、大丈夫。
ゴルフGTIのオイル交換とクーラント交換_d0161702_18511180.jpg

最後に、あちこち付着したブレーキフルードとクーラントを洗い落とすためにホースで水をかけておきます。とくにブレーキフルードは念入りに洗浄しないと、塗装を剥がします。


作業自体は午前中の3時間で済んだんですがね…… 外気温はすでに30度オーバー。
もうグッタリです。

本当は午後に洗車やバイクの作業もやりたかったんだけど、かったるくてやめてしまった。
フォグランプの取り付けは秋かなあ……
もうメンテンスも、バイクツーリングもきつい季節になってしまいました。

でも、車の準備は万端。
夏は車で遠出です。


Commented by きそやん at 2014-06-20 20:43 x
暑い中のメンテお疲れさまでした。
うちにも古いドイツ車がありまして、そちらの面倒もみてやらなくては。

しかしフィルタハウジングからの漏れが新車のときからってのは、ちょっと?ですね。これも外車の味わい?
社外品でアルミ製ハウジングがあるというのもスゴイですね!




Commented by punto1150 at 2014-06-21 15:47
どうも樹脂製パーツってのは信用ならないのですが、この車は新車時にすでにじわじわオイルがにじみ出ていたんですよ。フィルターハウジングは高温のオイルで内側から圧力がかかりますから、樹脂じゃ強度不足なんでしょう。

同じ悩みを抱えるオーナーが多いらしくて、国内外に互換パーツが出ています。やっぱり樹脂より金属ですよね。
by punto1150 | 2014-06-19 18:56 | クルマ | Comments(2)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


by punto1150