プライマーを塗って2日間乾燥させました。
いよいよ本塗りです。
使う塗料は、ネットで色々調べた結果、イサム塗料の「エアーウレタン」が良いだろうと判断。
ウレタン塗料は強固な塗膜です。耐ガソリン性があり、簡単には剥がれません。ヤフオクで定価の半額くらいで入手できました。
何色に塗るか。
ずいぶん悩みました。
シルバーはノーマルと同じでつまらない、車体がブラックだから、レッドもかっこいいな。
いや、やはり合わせてブラックでしょう、派手にイエローもありかな、ガンメタルも定番だ。
悩むこと数週間、決めました。
つや消しブラックです。
つや消しならクリアー塗装がいらない。手間と費用が節約できる。
ブレーキダストの汚れが目立たない。
つや消し塗料は塗りをごまかしやすい、下地のアラが目立たない。
といった実用的な理由もさることながら。
ディスカバリーチャンネルの「名車再生!」でロータスにつや消しブラックのホイールを履かせていたのがとても印象に残った。
スポーティーでなおかつ派手すぎず、渋い。つや消しブラックに決まりです。
さて、塗装開始です。下塗りのプライマーは完全に乾燥している。
エアーウレタンは二液混合タイプの塗料です。
キャップのボタンをカチッとと音がするまで押しこむと、缶の中で塗料と硬化剤の二液が混ざり始める。これで硬化が始まってしまいます。
(このときちょっと塗料が吹き出すので、口をウエスか新聞紙で抑えておくとよい)
つまり、いったん塗装を始めたら中断はできないってことです。
缶の中身を使いきるまで終われない。
なので、のんびり塗っているわけにはいかない。
缶スプレー塗装のコツの一つは、塗って乾かし、をくり返すことですが、乾燥時間をゆったりとっていられない。
ふわっと薄く塗ったら、15分位乾かして次の塗り。
夜間のベランダで塗装してるので、仕上がり具合がいまいちわからん。
1缶使いきるまで続けました。これで一旦休憩、1時間乾かします。
もっと気温が高ければなあ!
その日のうちに2缶使いきりました。
しかし作業は夜間、薄暗いベランダでの塗装作業なので、仕上がりが心配。
翌日朝にホイールを一つ一つ点検しましたが、やっぱりわずかな塗り残しがある。
本来なら明るい日中に作業したいんですがね……
で、その日の夜間にまた同じく塗装作業。
1缶全部吹き付けて、買った3缶使いきりました。
17インチのホイール4本、片面塗装で3缶。
両面全部塗装するとなると、6缶以上用意しておいたほうがいいかな。
一晩外で乾燥させ、翌朝室内に取り込みましたが、表面は乾いているものの、まだ塗料臭い。
完全乾燥に数日はかかるでしょう。
仕上がりを見てみると、「つや消し」というよりもサテン(半ツヤ)程度のツヤの消え方です。まあ、なかなか上品な仕上がり。
まるでまったく別のホイールのような印象です。うーん、これは想像していた以上に素晴らしい仕上がりですぞ?
これであとはタイヤを注文し、レンタルガレージへ行って交換作業をするだけです。
さーて、タイヤ何にしようか、いまだに腹が座らないんですよ。そろそろ決めなくちゃ、きりがない。