R1150GSのクラッチライン交換 その4
2013年 01月 09日
と言ってもピストンとダイアフラムを交換するだけですが。
右のブレーキマスターシリンダーを昨年オーバーホールしたのですが、その時も気がついたのが、レバーの脱着の面倒くささ。
あっちこっち干渉して、ボルト1,2本外しただけじゃ抜けてこないのです。
このあたり、はっきり言ってBMWの設計ミス。ミスというか、馬鹿なんじゃないかと本気で思う部分です。レバーなんて、迅速に交換できて当たり前。
クラッチレバーを外すのに、ハンドガード、バーエンド、スイッチ下のカバー、スイッチの後面カバー、ミラー、チョークレバーハウジング、グリップetcを外さなくてはならない。
馬鹿馬鹿しいので、右のブレーキレバーにやったのと同じ加工をほどこして、多少簡単にレバーが外せるように改造しておきました。
ちなみに、レバーは左右ともに奥にスイッチがあります。レバーとスイッチがきちんと噛み合っているか、下からのぞいて確認しておきましょう。誤動作のもとです。(銀色に光っているのがスイッチ)
ピストンのダストブーツが切れてだいぶ傷んでいる…
要交換ですが、パーツがないのでそのままにしておきます。
中のサークリップを外すと、ピストンが飛び出してくる。
これが古いピストン。
新しいピストンにシリコングリスを塗り、元通り組み立てます。
この作業、手が三本欲しい作業で、左手でサークリッププライヤ、右手でドライバを持ってサークリップを押し、あごでピストンを押しこむドライバを保持。スプリングでピストンが飛び出してくるんですよ。
クラッチフルードを入れます。
使うのはヤマハのブレーキフルードDOT4。ほぼ一ビンあるので、十分間に合うと思ったけど…
つづく。
かつてブレーキディスクの件でコメントしたことがあって、久々にコメントさせてもらってます。
今、マスタシリンダーの交換をしているところですが、スナップリングの装着に苦戦しています。
まさに手が3本必要で、顎まで使ってみたのですがなかなかはめられません。
プライヤーがストレートだからいけないのか、何かコツがあるのか。
もしわかればご教授ください。
いやもう、コツなんてものは無くて、アゴでドライバーを保持してピストンを押し込み、手に持ったドライバーでサークリップを押してはめるだけなんです。
どうしてもうまくいかない時は誰かに手伝ってもらうとか?思いつかないです。
単純に工具の選択ミスでした。うれしさ半分悔しさ半分の微妙な気分です。お騒がせしました!
無事作業完了おめでとうございます。
僕が使ったサークリッププライヤーも曲がったタイプだったんですが、僕は手が二本じゃうまく行かなかったです。スプリングのテンションがかかってるので、力抜くとピストンが飛び出してきちゃうんですよね。