ハーレーに乗せてもらいました

弟のハーレーダビッドソン スポーツスターXR1200。

2003年式のキャブレター仕様。走行距離はまだ1万キロに届かない、とても状態の良いバイクです。拾い物と言っていいのでは。

で、やっと乗せてもらう機会があった。
たった15分ほどの試乗ですが、とても楽しい経験でした。

感想。
ハーレー、たしかに個性的です。
20台をこえるバイク歴でも、こんなバイクに乗ったのは初めて。

まず、またがってみてあらためて感じたのは、スリムで足つきが良いこと。
足つきはまあ、当然としても、1200ccでこのスリムさはすごい。250のオフロードバイク以上にスリムだと感じる。

アイドリングではリズミカルな、ドンドンと突きあげてくるような振動があり、かと言って不快な振動じゃない。

走りだすと、スピード感がすごいですな。
60キロくらいまでしか出しませんでしたが、すごく速く走っている気がした。視線の低さ、音と振動のためだろうか?

エンジンは低速トルクの塊のようで、加速感がすばらしい。振動も言うほどきつくはない。長時間乗ったらわかりませんが、15分くらいじゃ気にならないし、むしろ振動で楽しませてくれる。

一言で言って、とても楽しい!


ただですねえ… 慣れていないからなのでしょうが、ニーグリップできないというのはきつかった
長年の習性で、どうしてもヒザを締めてしまうのですが、締めた瞬間排気管かエンジンに内またが触れて、熱い。やけどしそう。何回も「アチッ!」となりましたw

で、ヒザを開いて乗ろうとするわけですが、そうなるとどこで体を支えたらいいのかわからず、どうやって乗っていればいいのかわからん。

そしてブレーキが効かない
フロントブレーキはこの車重にしては頼りなさすぎて、全然効いてる感じがしない。
このバイクはエンブレ&リアブレーキで止まるのだろうか?

要するに、このバイクに乗るには、今までのライディングをいったん捨て、リセットし、一から乗り方を学ぶ必要があります。
ヒザを締めず、リアブレーキで止まる。
車体をホールドするという意識を捨て、クルマなりに乗せてもらう。かなり難しい。

私のBMWと比較してみると、つくづく対照的なバイクだと感じる。

低速トルクのハーレー、モーターのようなBMW。
振動を楽しむハーレー、振動を消しているBMW。
楽しいハーレー、楽ちんなBMW。
良さがすぐ伝わってくるハーレー、長時間乗らないと良さがわからないBMW。

もう少し長く乗せてもらって、深く知りたくなるバイクです。
by Punto1150 | 2011-06-26 08:13 | 日記 | Comments(0)

Vストローム800DEとランドローバーディフェンダーで遊びに行く日記帳です。


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